2019.06.18

ラプターズの優勝パレードが開催、3人が逮捕される中、レナードの去就に注目が集まる

優勝パレードを満喫したレナード[写真]=Getty Images
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レジェンドのジャージーを着用し、ラプターズの歴史をアピールしたラウリー

 6月18日(現地時間17日)、NBA初優勝を成し遂げたトロント・ラプターズのチャンピオンシップパレードが、トロントで開催された。

 150万人以上が集まり、地元チームのフランチャイズ史上初優勝を祝福する記念すべきパレードながら、4人が銃撃されて負傷、3人が逮捕されることになったのだが、トロント警察のチーフを務めるマーク・サウンダースによると、銃撃された4名は命に別状はないという。

 パレードでは創設24シーズン目でNBAチャンピオンとなった選手たちが集結。カイル・ラウリーはデーモン・スタッダマイヤー(元ラプターズほか)のジャージーを身にまとって登場。その理由について、ラウリーは地元メディア『Toronto Sun』へこう語っていた。

「彼はこの地で初めてドラフトされた選手。すばらしいフランチャイズの始まりから、この組織がどれほど長く続いていたか、その記憶を表現するようなものさ。僕が着用しているのはオリジナルのジャージーなんだ」。

 NBAファイナルの期間中、スタッダマイヤーをはじめ、モーリス・ピーターソンやクリス・ボッシュ(共に元ラプターズほか)、トレイシー・マグレディ(元オーランド・マジックほか)など、ラプターズでプレー経験のある選手たちがホームのスコシアバンク・アリーナに笑顔で登場するなど、OBたちの功績を称えるシーンも印象的だった。

スタッダマイヤーのレトロジャージーを着用してパレードに登場したラウリー[写真]=Getty Images

ガソルは残留濃厚? レナードは今季を振り返りつつ、結論は先延ばしに

 来季を迎えるうえで、やはり気になるのはフリーエージェント(FA)たちの去就。制限なしFAとなるダニー・グリーンは「ラプターズと再契約したい」と現地メディアに語っているのだが、プレーヤーオプション(PO)を破棄して制限なしFAになることができる権利を持つカワイ・レナードマルク・ガソルの動向は気になるところ。

 パレードでワインをボトルで一気飲みしたガソルは先日、『The Athletic』へ「プレーヤーオプションについて検討していない。今は(優勝を)祝福する時で、この瞬間を楽しんでいる」と語っており、今夏POを行使して残留する可能性が十分ある。

 サングラスを着用して葉巻を加えながらパレードを楽しんでいたレナードは、同メディアへ「最高の経験だった。母なる自然の中で、四季を経験することができたよ。ファンの皆はすばらしかったしね。カナダで人々と会うことは、ただただ楽しかったよ」とコメントするも、PO行使についてはノーコメントを貫いた。

 ラプターズのバスケットボール運営部門代表を務めるマサイ・ウジリは、優勝を決めた日、複数の現地メディアの前で「別に(トロントを)誇大宣言しているわけじゃない。我々は彼(レナード)へ、トロントがあらゆる面でNBAにおいていい場所なんだということを示したかった。彼のチームメートたちやメディカルスタッフ、カナダという国、ファン、メディア、報道という部分で、私は彼に見せることができたと思ってる」と語っており、少なくともラプターズ加入時よりも良い印象を与えることができたようだ。

 POの行使あるいは破棄に関するデッドラインは6月30日(同29日)。ガソルとレナードが、残り約1週間でどんな決断を下すのか、引き続き追いかけていきたい。

トロントだけでなく、世界中からレナードの去就は注目を集めている[写真]=Getty Images