キャリア4年目の昨季はいずれも自己最高となる平均6.9得点4.8アシストを記録
7月10日(現地時間9日)、ミネソタ・ティンバーウルブズは、制限付きフリーエージェント(FA)となっていたタイアス・ジョーンズの契約にマッチしないことを発表した。
これにより、8日(同7日)にメンフィス・グリズリーズから提示された3年2,800万ドル(約30億2,400万円)のオファーシートにサインしていたジョーンズは、正式にグリズリーズの一員に。
188センチ88キロのポイントガード(PG)、ジョーンズはキャリア4シーズン目を終えた23歳。昨季はウルブズでいずれもキャリアハイとなる平均22.9分6.9得点2.0リバウンド4.8アシストに1.2スティールをマーク。
今季のグリズリーズは、先発PGに今年のドラフト1巡目全体2位指名のジャ・モラント、フェニックス・サンズとのトレードで獲得したディアンソニー・メルトンをバックアップに据えているのだが、ジョーンズの安定感は確実にプラスになるだろう。
というのも、ジョーンズはミスの少ない堅実さが魅力で、昨季は平均4.8アシストに対してターンオーバーはわずか0.7本。A/TO(アシスト/ターンオーバー)比率で6.86と、驚異的な数値をたたき出していた。
ショットの精度を上げていくことができれば、新天地で多くのプレータイムを手にすることができるだろう。