2019.07.13

ロケッツがキャリア18年の大ベテラン、タイソン・チャンドラーとの1年契約に合意

ロケッツはチャンドラーにとって通算8チーム目の所属先となった[写真]=Getty Images
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ニックス在籍時にダントーニHCの下でプレー経験のある216センチのセンター

 7月13日(現地時間12日)、ヒューストン・ロケッツは216センチのセンター、タイソン・チャンドラーとの1年契約(金額は不明)に合意。

 チャンドラーの代理人を務める『Excel Sports』のジェフ・シュワルツが、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたことで明らかとなった。

 キャリア18シーズン目を終えたチャンドラーは、36歳の大ベテラン。昨季はフェニックス・サンズとロサンゼルス・レイカーズで計55試合(うち先発は6試合)に出場し、平均15.9分3.1得点5.6リバウンドを残している。

 昨日合意に達したトレードで、オクラホマシティ・サンダーからラッセル・ウェストブルックを獲得したロケッツは、クリント・カペラのバックアップを務めることができるビッグマン獲得に成功。

 昨季、ロケッツはスモールラインナップをコートへ送り込む際、PJ・タッカーをセンターとして起用していたこともあり、チャンドラーのプレータイムは昨季と同等かそれ以下になるものの、短時間であればチャンドラーはリバウンドとディフェンスで奮闘してくれるはず。

 チャンドラーはニューヨーク・ニックス在籍時、ロケッツの指揮官を務めるマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)の下でプレーした経験を持っており、オフェンスでは高さを活かしたスクリーンやオフェンシブ・リバウンド、リング下における高確率なフィニッシュがチャンドラーには求められる。

 また、ジェームズ・ハーデンとウェストブルックという強烈な個性を放つ2人のスーパースターがいる中で、ロッカールームなどでリーダーシップを発揮することが期待されていると言っていいだろう。

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