2019.07.21

キングスのコーチ陣に元WNBAのリンジー・ハーディング、元NBAのオーグモンらが加入

WNBAでガードとして活躍したハーディング(左)、NBAで主にディフェンダーとしてプレーしたオーグモン(右)がキングス入り[写真]=Getty Images
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2006年以来初のプレーオフ進出を目指すキングスが選手育成部門を強化

 7月20日(現地時間19日)、サクラメント・キングスは、新たに就任した3名のコーチングスタッフを発表した。

 2006年を最後にプレーオフから遠ざかっているキングスは、昨季ウエスタン・カンファレンス9位の39勝43敗と、ここ13シーズンで最も良い戦績を残していた。

 さらなる躍進を目指すべく、キングスは昨季終了直後にデイビッド・イェーガーHC(ヘッドコーチ)を解雇。ロサンゼルス・レイカーズで3シーズン指揮官を務めていたルーク・ウォルトンを新HCに招いたほか、昨季フェニックス・サンズでHCを務めていたイゴール・ココスコフをアシスタントコーチ(AC)として招へい。

今季からキングスの指揮官に就任したウォルトン[写真]=Getty Images

 そして今回、キングスはAC兼選手育成コーチとしてステイシー・オーグモンとリンジー・ハーディング、選手育成コーチとしてリコ・ハインズをコーチングスタッフに加えた。

 オーグモンは15年のNBAキャリアを誇るスイングマン。“ザ・プラスティックマン”という異名を持ち、長い腕を活かしたディフェンスに定評があった。アトランタ・ホークスやポートランド・トレイルブレイザーズなど計6チームでプレーし、キャリア3年目の1993-94シーズン(ホークスに在籍)には、いずれもキャリアハイとなる平均31.8分14.8得点1.8スティールに4.8リバウンド2.3アシストを記録。

 現役引退後、オーグモンはデンバー・ナゲッツ、母校のUNLV(ネバダ大学ラスベガス校)、ミルウォーキー・バックスでACを、昨季はKBL(韓国のプロバスケットボールリーグ)のチームでHCを務めてきた。

 ハーディングはデューク大学からWNBA入りし、9年プレーしてきたガード。ミネソタ・リンクス、ワシントン・ミスティックス、アトランタ・ドリームなど計6チームでプレーし、キャリア平均28.7分9.8得点2.9リバウンド4.0アシスト1.1スティールをマーク。

 2016年にWNBAから引退後、ハーディングはトルコでプレー。昨季はフィラデルフィア・セブンティシクサーズでアフリカン・アメリカンの女性としてはNBA史上初となるプロのスカウトを務め、今年4月に選手育成コーチへと昇格したのだが、キングスのAC就任となった。

 ハインズはキングス傘下のGリーグチーム、ストックトン・キングスでACを務めた経験を持ち、それまではゴールデンステイト・ウォリアーズで選手育成AC、セント・ジョンズ大学でACとして活躍。オフシーズンにはNBA選手とワークアウトを行ってきた。

 キングスはディアロン・フォックスバディ・ヒールドボグダン・ボグダノビッチという強力なバックコート陣の周囲に、ハリソン・バーンズやネマニャ・ビエリツァ、マービン・バグリー3世、ハリー・ジャイルズと豊富なタレントを擁しており、今夏のフリーエージェント(FA)戦線でドウェイン・デッドモン、トレバー・アリーザ、コリー・ジョセフらを獲得し、戦力増強に成功。

 新たなコーチ陣の下、キングスは昨季以上の成績を残し、10年以上遠ざかっているプレーオフへ返り咲くことができるのか。今後の展開に注目していきたい。

先発センターとして活躍が期待されている⑭デッドモン[写真]=Getty Images