2019.07.31

ブレイザーズが“チームの土台”CJ・マッカラムと3年約108億円の延長契約を発表

リラードと共にブレイザーズの主軸を務めるマッカラム[写真]=Getty Images
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昨季プレーオフでは平均24.7得点を挙げてウエスト決勝進出に大きく貢献

 7月31日(現地時間30日)、ポートランド・トレイルブレイザーズがCJ・マッカラムと3年1億ドル(約108億円)の延長契約を結んだことを発表した。

 マッカラムの代理人が現地メディア『ESPN』へ伝えたところによると、この日結んだ延長契約がスタートするのは2021-22シーズンからになるという。

 ブレイザーズのバスケットボール運営部門代表を務めるニール・オルシェイは、リリースの中で「CJ・マッカラムはフランチャイズの土台であり、このチームの将来において、きわめて重大な役割を担う選手です。今回の延長契約は、CJとポートランド、そしてこのチームにとって強い結びつきを表しています」と語っている。

 2013年ドラフト1巡目10位でブレイザーズから指名されたマッカラムは、190センチ86キロのシューティングガード。9月19日に28歳を迎えるマッカラムは、キャリア3シーズン目の15-16シーズンに平均20.8得点3.2リバウンド4.3アシスト1.2スティールと大ブレイクし、MIP賞(最優秀躍進選手賞)を獲得した。

 その後もデイミアン・リラードと共にブレイザーズが誇るバックコートデュオとして活躍しており、昨季まで4シーズン連続で平均20得点の大台を突破。

自慢のハンドリングから繰り出すプルアップジャンパーがマッカラムの真骨頂[写真]=Getty Images

 2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出を果たした昨季のプレーオフ。マッカラムはリラードと共にスコアリングマシンとして躍動しただけでなく、チームメートたちへ得点機会を演出するなど大暴れ。16試合に出場して平均39.7分24.7得点5.0リバウンド3.7アシストを記録している。

 なお、今夏ブレイザーズはリラードと21-22シーズン以降で4年1億9,600万ドル(約211億6,800万円)というスーパーマックス契約を結んでいるため、少なくとも23-24シーズンまではリラードとマッカラムをキープすることに成功。

 キャリア6シーズンを誇るマッカラムはオールスター選出経験こそないものの、今夏のアメリカ代表候補にも選出(今季に集中すべく辞退)されており、選手やコーチ陣からの評価は高い。今回の延長契約を機に、今季は初となるオールスター入りを目指してほしいところだ。

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