2019.09.16

ヒートのジャスティス・ウィンズロウがドラフト同期のリチャードソンについて言及

昨季まで4シーズンをヒートで共に過ごしたウィンズロウ(右)とリチャードソン(左)[写真]=Getty Images
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「感情的な面ではタフだけど、競争者として見れば別につらいことじゃないさ」

 今夏のフリーエージェント(FA)戦線で、マイアミ・ヒートは4チーム間のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからジミー・バトラーを獲得したものの、昨季チームのトップスコアラーだったジョシュ・リチャードソンを失った。

 キャリア4年のリチャードソンと、オールスター選出4度を誇るバトラーでは、選手としての実績で後者に大きく軍配が上がるものの、ジャスティス・ウィンズロウにとって、2015年のドラフト同期で入団したリチャードソンの移籍はタフだったという。

 9月16日(現地時間15日)に地元メディア『The Miami Herald』へ掲載された記事の中で、ウィンズロウは「感情的な部分で言うと、彼は共に成長してきた選手の1人だったし、僕にとってチームメート以上の存在だった。彼の家にも行っていたし、一緒に食事することもあった。気楽にコミュニケーションをとっていたんだ」と語っていた。

 昨季のヒートにおいて、リチャードソンはいずれもチームトップの平均34.8分16.6得点に加えて3.6リバウンド4.1アシスト1.1スティールをマーク。ウィンズロウはチーム2位となる平均29.7分に12.6得点5.4リバウンド4.3アシスト1.1スティールを残し、共に主軸として活躍していたのだが、リチャードソンがシクサーズへ移籍したことで、今季はイースタン・カンファレンスのライバルチームとして戦うことに。

 もっとも、ウィンズロウはリチャードソン移籍について、今も引きずっているわけではない。「でも競争者という部分で言えば、別につらいことじゃない。これもビジネスの一部なんだから。感情的な部分でちょっとタフだっただけ」とすでに切り替えているようだ。

これまで何度も対戦相手としてマッチアップしてきたバトラー(左)とウィンズロウ(右)[写真]=Getty Images

 では新加入のバトラーについてはどうなのか。複数のポジションをこなすことができるバトラーは、競争心旺盛な選手として知られており、自他ともに認める大の負けず嫌い。今季ヒートが勝率5割以上の成績を残し、プレーオフへ出場するためには、ゴラン・ドラギッチやウィンズロウ、バム・アデバヨやケリー・オリニクといった既存の選手たちとバトラーがかみ合うかが重要なカギとなる。

 バトラーが加入したことについて、ウィンズロウは「面白いと思った。いろんなことが急に起こるものなんだという意味でね。彼の加入はダイナミックなこと。J-Rich(リチャードソンの愛称)とジミーは、多くの部分で似ていると思う。彼らは(オフェンスとディフェンスの)両面で秀でた2ウェイプレーヤーだからね。ジミーならトランジションでスムーズにフィットすることができると思う。そして僕らはいろんな方法で彼を効果的に起用していくことができるんじゃないかな」と期待していることを明かした。

 おそらく今季のヒートは、コンボガードのドラギッチ、万能戦士バトラー、そしてウィンズロウが主にボールハンドラー役を務めることになる。ウィンズロウとしても、経験豊富なバトラーから多くのことを吸収できるチャンスのため、さらなる成長を期待したいところだ。

ウィンズロウは今季も攻防両面における活躍が求められている[写真]=Getty Images