2019.09.30

今夏両肩を手術したポール・ジョージ、新天地クリッパーズのデビューは11月以降か?

ジョージはレギュラーシーズン序盤を数試合欠場することが濃厚となった[写真]=Getty Images
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レナード、ベバリー、ジョージで“スペシャルなディフェンシブチーム”結成へ

 9月30日(現地時間29日)、ロサンゼルス・クリッパーズがメディアデーを行った。

 今夏カワイ・レナードポール・ジョージというリーグ屈指のオールラウンダーを2人も獲得し、優勝候補へと浮上したクリッパーズだが、ジョージはトレーニングキャンプを全休するほか、開幕戦の出場も絶望的だという。

昨季のプレーオフでは両肩の痛みがある中、エースとしてフル稼働していたジョージ[写真]=Getty Images

 現地メディア『ESPN』によると、今夏に両肩を手術したジョージは85~90パーセントまで回復しているものの、コンタクトの許可が下りておらず、現在もリハビリを続けているようだ。

 ジョージ本人は同メディアに対して、復帰は「11月くらい」と口にしており、レギュラーシーズンの数試合を欠場することが明らかとなった。

 今季でキャリア10年目を迎えたジョージは、昨季オクラホマシティ・サンダーで平均28.0得点8.2リバウンド4.1アシスト2.2スティールをマーク。得点、リバウンド、スティールで自己最高の数字を残し、MVPとDPOY(最優秀守備選手賞)の最終候補に選ばれている。

 クリッパーズにはオールディフェンシブチームの常連レナードに加え、ポイントガードとしてリーグ屈指のディフェンス力を持つパトリック・ベバリーがおり、ここにジョージが復帰することで「スペシャルなディフェンシブチームになる」とジョージは楽しみにしているという。

 ジョージはシーズン途中から合流するため、新たなチームメートたちとかみ合うまでに時間を要する可能性こそあるものの、シーズン終盤、プレーオフまでにはフィットすることができるに違いない。

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