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今夏に左手親指の手術をしたため、トロント・ラプターズのカイル・ラウリーは10月8日と10日に行われた「NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten」(以降、ジャパンゲームズ)を2戦とも欠場していた。
その期間中、ラウリーはラプターズと1年間の延長契約に合意。今季終了後、制限なしフリーエージェント(FA)になると思われていたラウリーは、来季3,050万ドル(約32億9,400万円)という超高額契約を手にした。
今季でラプターズ在籍8年目というチーム最古参のラウリーについて、ジャパンゲームズ2試合でいずれも先発ポイントガードを務めたフレッド・バンブリートは地元メディア『TSN』へこうコメントしている。
「カイルが残ってくれて、僕は超ハッピーさ。できる限り、彼のような選手はこのチームに欲しいからね。別に、彼がプレーすることで僕がプレーできないと言っているわけじゃない。僕らは一緒にプレーできる。彼をキープすることができて良かったと思う」。
バンブリートはラプターズのシックスマンとして昨季平均27.5分11.0得点2.6リバウンド4.8アシストをマーク。プレーオフでも貴重な働きを見せ、フランチャイズ史上初の優勝に大きく貢献していた。
今季終了後、制限なしFAとなる25歳の小兵は、ここまでプレシーズン2試合に先発ポイントガードとして出場。平均25.1分13.0得点3.5リバウンド7.5アシスト2.5スティールを残している。
一方のラウリーは、10月16日(現地時間15日)にチーム練習へ合流したと『The Athletic Toronto』のブレイク・マーフィー記者が報じており、23日(同22日)のレギュラーシーズン開幕戦出場(対ニューオーリンズ・ペリカンズ)に向けて調整を続けている。
ラウリーとバンブリートによる2ガードが機能することは、昨季プレーオフでも証明済み。NBAチャンピオンという称号を手にした両者が、今季もコート狭しと暴れ回るに違いない。
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