2019.10.31

ウォリアーズに大打撃、ステフィン・カリーが左手を骨折し、戦線離脱が確実に

サンズ戦の第3Q途中にカリーが左手を負傷[写真]=Getty Images
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ベインズの巨体がのしかかり、第3クォーター序盤にロッカールームへ

 10月31日(現地時間30日)。ゴールデンステイト・ウォリアーズ(1勝2敗)はホームのチェイス・センターでフェニックス・サンズ(2勝2敗)と一戦を交えた。

 ウォリアーズはステフィン・カリーが試合序盤から3ポイントやジャンパー、レイアップを決めていくも、そのほかの選手の得点がなかなか決まらない。

 一方のサンズはアーロン・ベインズのフックショットや3ポイントを皮切りに、ダリオ・シャリッチやリッキー・ルビオデビン・ブッカーらの3ポイントが面白いように決まり、最初の12分間を終えて43-14と、信じられないような展開に。

 第2クォーターに入り、ウォリアーズは追い上げを図るも、前半終了時点で点差は3点しか縮まらず、サンズが72-46と、26点の大量リードで試合を折り返す。

 後半に入り、ウォリアーズはドレイモンド・グリーンのレイアップで先制するも、サンズはブッカーやベインズ、ケリー・ウーブレイJr.、シャリッチのショットで点差を広げていく。

 そして第3クォーター残り8分31秒。カリーがリング下へ向かってベインズからファウルを受けると、着地した直後にベインズの巨体がカリーの手首にのしかかってしまう。左手首付近を痛めたカリーはロッカールームへと向かい、コートから離脱。

 その後ウォリアーズ側は、カリーが左手を骨折したと報じており、戦線離脱することが確実に。

 この試合でカリーは9得点5リバウンド6アシスト2ブロックにとどまったものの、誰もが認めるウォリアーズのベストプレーヤーで、コートに出れば相手チームのディフェンス陣形を変えてしまうほどの影響力を持つだけに、チームにとって大きな痛手となったことは間違いない。

 ウォリアーズはこの試合から復帰したウィリー・コーリー・スタインやアレック・バークス、新人のエリック・パスカルらが奮闘し、第4クォーターで43-26とサンズを猛追するも、最終スコア110-121で敗れてしまい、今季3敗目(1勝3敗)に。

 カリーの具体的な復帰時期は現時点で明かされていないものの、クレイ・トンプソンも不在なだけに、ウォリアーズは今後の戦いに大きな不安を残すこととなった。

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