2019.11.07

レイカーズのレブロンがセカンドユニットに関して言及「彼らが背中を強く押してくれた」

ブルズ戦を制し、3試合連続でトリプルダブルを達成したレブロン[写真]=Getty Images
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レブロンがセカンドユニットの働きを高く評価

 11月6日(現地時間5日)、ロサンゼルス・レイカーズはアウェイで行われたシカゴ・ブルズ戦を、最大19点差から大逆転を果たして118-112で勝利。レブロン・ジェームズは30得点10リバウンド11アシストをマークし、マジック・ジョンソン(元レイカーズ)以来の3試合連続“トリプルダブル”を達成した。

 結果的には素晴らしいカムバックゲームとなったが、第3クォーターの途中までレイカーズが苦しんでいたことに変わりはない。チームのもう1人のスター選手であるアンソニー・デイビスがファウルトラブルとなり、34歳のレブロンもコートに残らなければならなかった。しかし同クォーター終盤にレブロンも下げ、しばらくの間はセカンドユニットで勝負の時間帯。ドワイト・ハワードやクイン・クック、カイル・クーズマなどの奮闘でつなぎ、最終クォーターにレブロンやデイビスらがバトンを受け取る形で見事に試合を支配していった。

『Spectrum SportsNet』のマイク・トゥルーデル記者によれば、レブロンは試合終了後に以下のようにコメントした。

「この先の試合の中で、時間帯をズラして僕とデイビスが別々に起用されることがあるだろう。コーチとしては、それは僕たちにとって効果的だと思う。でも今夜はデイビスがファウルトラブルに陥り、第3クォーターとおして僕が長い時間コートにいなければならなかった。それによって第4クォーターの最初は出場できなかったけれど、ベンチメンバーが僕たちの背中を強く押してくれたんだ」

 またフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、「デイビスはファウルトラブルで、レブロンは疲れ切っていた。彼らにはベンチにいてもらわなければならなかったので、他のメンバーたちのステップアップが必要だった。そして彼らはそれをやってみせたんだ」と、セカンドユニットの活躍を振り返った。

 レイカーズはロサンゼルス・クリッパーズとの開幕戦こそ黒星だったものの、その後6連勝を達成。2012-13シーズン以来のプレーオフ進出に向けて、大きく前進を続けている。

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