2019.11.14

「ベバリーがやることは全部分かってる」ハーデンが47得点の爆発でクリッパーズを撃破

今季早くも5度目の40得点ゲームとなったハーデン[写真]=Getty Images
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今季だけで早くも5度目の40得点以上、クリッパーズをほぼ独力でねじ伏せる

 11月14日(現地時間13日)。ヒューストン・ロケッツはホームのトヨタ・センターでロサンゼルス・クリッパーズと一戦を交えた。

 ロケッツは第1クォーターを終えて31-15と16点のリードを奪うと、クリッパーズの追い上げに遭う中、約44分もの間リードを保持して102-93で制し、今季8勝目(3敗)を手にした。

 この試合、ラッセル・ウェストブルックがファウルトラブルで29分36秒のプレータイムに終わり、ショットが不調だったこともあり、17得点2リバウンド2アシスト、PJ・タッカーも6得点3リバウンド2スティールに終わる中、カペラが3試合連続となる20リバウンドに加えて12得点2ブロックをマーク。

 そして大黒柱のジェームズ・ハーデンが第4クォーターだけで17得点を記録する猛攻でクリッパーズをねじ伏せ、ゲームハイの47得点に6リバウンド7アシスト3スティール。ハーデンは複数のディープスリーを含む計7本の長距離砲、17投中16本のフリースローを決めるパフォーマンスで5連勝へと導き、ロケッツはウェスタン・カンファレンス2位の8勝3敗と好位置をキープしている。

 中でもハーデンは11試合を終えて早くも5度目の40得点以上を記録。平均38.2得点と、圧巻のスコアリングショーでリーグトップを独走中。ハーデンは開幕11試合を終えて計420得点。『StatMuse』によると、開幕11試合を終えてこの数字を上回った選手は、NBA史上で見てもウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/2度)のみ。今季も歴史的なパフォーマンスを見せていると言っていいだろう。

 クリッパーズ戦では元チームメートでタフなディフェンスに定評があるパトリック・ベバリー、モーリス・ハークレスらがディフェンスについたものの、抜群のシュートタッチでステップバックスリーを放り込み、隙さえあればペイントエリアからレイアップやフローター、カペラへのアリウープを演出するなど驚異的なプレーの数々でクリッパーズを圧倒。

 元チームメートのベバリーについては「彼と競い合うのはいつだって最高さ。俺たちはパットがやることは全部分かってるしね。彼はすばらしい選手で、相手の頭の中に入り込もうとするんだ。もし入り込まれてしまうと、身体の中にも入り込んでしまうから、害虫みたいになるのさ」と地元メディア『The Houston Chronicle』へ振り返っていたハーデン。ベバリーがメインでマッチアップしていたシーンでは、フィールドゴール6投中成功ゼロだったものの、スイッチなどでマッチアップを変更して対応していた。

ハーデン(右)へ粘り強いディフェンスを見せていたベバリー(左)[写真]=Getty Images

「俺たちが好調な要因」としてディフェンスを挙げるハーデン

 カワイ・レナードに26得点12リバウンド7アシスト、ルー・ウィリアムズには20得点7リバウンド4アシスト、ジャマイカル・グリーンに14得点14リバウンド2スティールを許したものの、ロケッツはクリッパーズのフィールドゴール成功率を38.8パーセント、3ポイント成功率も30.3パーセントに抑え込む好ディフェンスを見せたことも見逃せない。

 ロケッツもフィールドゴール成功率38.4パーセント、3ポイント成功率33.3パーセントとショットは不調だったものの、クリッパーズのフリースロー試投数(14本)の約2倍となる27本のフリースローを獲得し、そのうち22本(成功率81.5パーセント)を決め切り、勝利を手にした。

「ここ5、6試合で、俺たちは相手チームを100点未満、あるいはそれに近い失点に抑え込んでいる。それこそ俺たちが好調な要因なんだ」とハーデンが語っているように、ロケッツはディフェンスも機能し始めており、多くの勝利を呼び込んでいる。

 絶好調ハーデン率いるロケッツは、今後もリーグトップ争いを繰り広げることになりそうだ。

圧巻のパフォーマンスを続けるハーデン。今後もこの勢いは続くだろう[写真]=Getty Images