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今シーズンのロサンゼルス・レイカーズは順調に勝ち星を重ね、12月6日(現地時間5日)の時点で19勝3敗とウェスタン・カンファレンスの首位に位置付けている。5日(同4日)のユタ・ジャズ戦を121-96で制したことで、ロード戦の連勝記録を「10」に伸ばすなど、好調であることがうかがえる。またスーパースターのレブロン・ジェームズだけでなく、エイブリー・ブラッドリーやドワイト・ハワード、アレックス・カルーソなど優秀なサポーティングキャストの輝きにも注目だ。
そして忘れてはならないのが今夏の大型トレードで加入したアンソニー・デイビスの存在。ここまで21試合の出場で平均26.0得点9.1リバウンド3.2アシスト1.4スティール2.7ブロックをマークし、オフェンスとディフェンスの両方で重要な活躍をしている。だが今季は右肩の慢性的な痛みなどケガに悩まされており、ニューオーリンズ・ペリカンズ戦では右ひじを痛めながらもコートへ戻り、逆転勝利に貢献した。
試合中に痛みで表情が歪む場面も多々あったが、きちんと対処して試合に臨むデイビスの姿に関して、チームメートのダニー・グリーンが言及したと、『The Orange County Register』のカイル・グーン記者が報じている。グリーンは、「デイビスは試合を欠場する理由があったが、あらゆる試合で休むことなく出場している」とコメント。「すべてのことをとおして、彼は今戦うことを望んでいる。彼はどんな理由があろうと欠場するつもりはないと、リーグに知らしめている」と、チームメートのメンタリティに触れた。
新天地レイカーズでは、自分が球団の歴代の選手たちといずれ肩を並べて議論されるとすれば、それは素晴らしいことであるとデイビスは語っている。レイカーズで永久欠番になった有名なビッグマンとなると、ウィルト・チェンバレン(元シクサーズほか)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ミルウォーキー・バックスほか)、シャキール・オニール(元オーランド・マジックほか)といった、NBAファンならば聞いたことある選手たちばかりのはず。ケガを抱えてまで戦い抜く姿は非常にセンセーショナルだが、デイビスの才能と野心ならば、歴代のビッグマンたちと同じ地位にたどり着くかもしれない。
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