八村塁と渡邊雄太によるNBA初の日本人対決が実現…試合はグリズリーズに軍配

八村と渡邊が同時にNBAのコートに立った[写真]=Getty Images

 12月15日(現地時間14日)、フェデックス・フォーラムにてメンフィス・グリズリーズvsワシントン・ウィザーズの試合が開催。同試合でウィザーズの八村塁とグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太による、NBA史上初めての日本人対決が実現した。

 先発出場の八村は第1クォーター、2本のレイアップシュートを沈め4得点をマーク。同クォーター残り3分29秒に2つ目のファウルを犯しベンチへ下がった。

 第2クォーター開始1分47秒、グリズリーズの渡邊が出場。同4分4秒に放った3ポイントは得点に結びつかなかったが、直後に八村がコートへ戻り、両選手が同時にNBAのコートへ。すると、中盤には八村のドライブからのジャンプショットを渡邊がブロックに飛んで阻もうと試みるマッチアップも実現した。

 試合は、前半を終えてホームのグリズリーズが15点リード。第3クォーターで渡邊は出場しなかったが、八村は同クォーター終了時点で10得点を記録した。

 104-84でスタートした第4クォーターは、終始グリズリーズが余裕を持ったまま試合が進む。試合終了残り3分27秒からは渡邊が再びコートへ戻り、2リバウンドを記録。試合は最終スコア128-111でグリズリーズが勝利を収めた。

 渡邊は約7分間の出場で無得点、1つのターンオーバーを犯したものの計3リバウンドを記録した。一方の八村は28分40秒のプレータイムで10得点4リバウンドをマーク。試合後は互いにユニフォームを交換し合い、健闘を称え合った。

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