2020.01.07

キングスがボグダノビッチを絡めたトレードでレイカーズのクーズマ獲得に興味あり?

レイカーズのクーズマ(左)とキングスのボグダノビッチ(右)[写真]=Getty Images
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レブロン、ADとの相性が疑問視されているクーズマ、今夏移籍を視野に入れていると報じられたボグダノビッチ

 2月7日(現地時間6日)のデッドラインまで1か月に迫る中、トレードのウワサが飛び込んできた。

 今回浮上したのはウェスタン・カンファレンス首位を走るロサンゼルス・レイカーズのカイル・クーズマと、サクラメント・キングスのシックスマンを務めるボグダン・ボグダノビッチ

 リーグの情報筋が現地メディア『The New York Times』のマーク・スタイン記者へ伝えたところによると、キングスは今季終了後に制限付きフリーエージェント(FA)となり、他チームへ移籍することが予想されるボグダノビッチを絡めて、クーズマを獲得するトレードに興味を示しているという。

 クーズマとボグダノビッチはいずれも今季でキャリア3年目。クーズマは今季、足首のケガに悩まされたこともあり、平均23.5分11.8得点3.5リバウンド。昨季までの2シーズンはいずれも平均30分以上のプレータイムを手にしていたが、今季はレブロン・ジェームズ、ADことアンソニー・デイビスを中心とする布陣ということもあり、自己最低となるフィールドゴール成功率42.0パーセントにとどまっている。

 チャンピオンシップ獲得を狙うレイカーズだが、レブロン、デイビスという主軸に、クーズマがフィットするのかどうかが疑問視されているというのが現状だ。

 今季からキングスの指揮官に就任したルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)は、昨季までレイカーズでクーズマをコーチしていたことも、キングスが関心を示している理由の1つと言っていい。

 一方のボグダノビッチは、セルビア出身のシャープシューター。今季はここまで平均28.1分14.5得点3.0リバウンド3.6アシスト1.1スティールを残しており、3ポイント成功数(平均2.6本)は自己最高で、成功率(38.3パーセント)も高精度を誇る。

 キングスにはディアロン・フォックスバディ・ヒールドという看板選手がバックコートにおり、いずれも高額契約を手にしたこともあり、今季開幕後からボグダノビッチは移籍を視野に入れていると複数の現地メディアが報じていた。

 ただし、レイカーズのバックコートはダニー・グリーンケンテイビアス・コールドウェル・ポープエイブリー・ブラッドリーラジョン・ロンドなど頭数はそろっているため、クーズマを放出するのであれば、フロントコートの選手を要求することになるだろう。

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