2020.01.10

アンソニー・デイビスは5年マックス契約ではなく、オプション付きの3年契約を希望か?

今季終了後、レイカーズとの契約内容、および去就が注目されるデイビス[写真]=Getty Images
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果たしてデイビスが求める契約内容とは?

 今シーズンから新天地ロサンゼルス・レイカーズでプレーしているアンソニー・デイビス。シーズン序盤からこれまで右肩、右肘、右膝の痛みとケガに対処しながらも戦い続け、出場した35試合で平均27.1得点9.4リバウンド3.2アシスト1.5スティール2.6ブロックを叩き出している。

 その驚異的な身体能力と才能に加えて、ケガを抱えながらも情熱的にプレーし、悲願の優勝を目指すデイビス。だが大きく注目されていることは、彼が今季終了後のオフシーズン、レイカーズと再契約をするのかどうかという点だろう。彼は1月8日(現地時間7日)の時点で、レイカーズからの4年1億4600万ドル(約157億6800万円)というマックス額の契約延長のオファーを断っている。

 これによりデイビスは契約延長ではなく、来夏にプレーヤーオプションを破棄した上で1度制限なしフリーエージェントとなり、最高で5年2億200万ドル(約218億1600万円)という再契約を締結する可能性も浮上してきている。だが昨今は多くのNBAを代表するスター選手たちがチームに留まらずに移籍を繰り返しており、そういったマーケットの流動性の高まりを踏まえると、デイビスがレイカーズに残留する保証は一切ない。

『The Athletic』のビル・オラム記者によると、レイカーズの関係者の何人かは、デイビスは5年契約ではなく、契約最終年にプレーヤーオプションを付けた3年契約をするのではと予想しているそうだ。この契約スタイルは今シーズン前にロサンゼルス・クリッパーズと3年契約を結んだカワイ・レナードと同じ形式となる。

 そうした場合、デイビスは2022年にオプションを破棄すれば再び制限なしフリーエージェントになることができ、年齢も29歳と健康体なら全盛期の状態で他の球団へと移籍が可能だ。それに対しレイカーズのレブロン・ジェームズは37歳から38歳になる途中であり、彼がいつまでトップレベルで戦えるかは不明である。

今季目覚ましいコンビネーションを披露しているレブロン(左)とデイビス(右)[写真]=Getty Images

 以上の報道内容から考えられることとしては、デイビスは現在のレイカーズの優勝の機会を見極めながら、常に柔軟かつ幅広い選択肢を模索するために、オプション付きの短期的な契約を望んでいることになる。今季のレイカーズは確かにウェスタン・カンファレンスの強豪だが、デイビス含めて主力のケガが多く、ポストシーズンで本来の力を発揮できるかはわからない。レブロンもキャリアが晩年に差し掛かり、今まで以上にケガに苦しんでいる。今季の結果次第では、オプションを破棄してそのままレイカーズ退団の可能性もある。

 また報道されているこの契約内容でレイカーズに残留しても、レブロンが衰えるかもしれないタイミングで、全盛期のまま他球団へほかのスター選手と合流することも可能だ。いずれにせよ様々なリスクやシナリオが考えられる以上、デイビスは自身のキャリアにおいて優勝を逃さないための契約を望んでいるのかもしれない。