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1月12日(現地時間11日)、ヒューストン・ロケッツはミネソタ・ティンバーウルブズと対戦し、139-109で勝利。今季26勝12敗で西の4位に位置付けるロケッツだが、30点という大差をつけたことは彼らの爆発的な得点力が遺憾なく発揮されたと言っていいだろう。そしてこの日はロケッツのジェームズ・ハーデンがNBA通算得点ランキングにおいて、ステップバック3とともに通算2万得点へ到達。第3クォーターまでの出場で32得点12リバウンド8アシスト2スティールを記録した。
「あれをハイレベルでこなせることは、僕らは当然であるとは思わない」と『ESPN』をとおして答えるのは、今シーズンからロケッツでプレーするもう1人のスター、ラッセル・ウェストブルックである。今季は平均37.7得点と話題になった昨季のスコアリングを上回るパフォーマンスを披露するハーデンを、チームメートたちも特別であると認知していることだろう。10歳の時からハーデンとは友人関係であったというウェストブルックは、「ロサンゼルスで育ち、長年にわたって彼のプロセスを見れること。それは僕にとって恵まれたことだ。友人として、心から彼を嬉しく思う」と、ハーデンの偉業を讃えている。
またハーデン自身も試合後のインタビューに応じ、「言うまでもなく偉業だよ。僕はより大きな目標を掲げているけれど、素晴らしい出来事だね」と、試合を振り返っている。今シーズンは全盛期のウェストブルックがチームに加入し、また今季優勝が果たせなければ、就任時からロケッツを強豪へと変貌させたマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)がチームを退団するのではと噂されている。今季が優勝に向けて最後のチャンスになる可能性があるため、ハーデンとロケッツにとっても、チャンピオンシップを勝ち取りたいはずだ。
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