2020.01.21

スティーブ・ナッシュがRJ・バレットを絶賛「信じられない才能の持ち主」

今季ニックスで活躍するルーキーのバレット[写真]=Getty Images
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ニックスの期待のルーキーであるバレット

 今季ニューヨーク・ニックスの期待の新人として活躍しているRJ・バレット。ここまでスターターとして41試合に出場し、平均31.2分で14.1得点5.2リバウンド2.5アシスト1.0スティールをマーク。積極的にドライブを仕掛けてペイントにアタックする姿や、時折強烈なダンクを叩き込むシーンは、彼の情熱的な闘争心を象徴している。

 1月21日(現地時間20日)の時点ではニックスは12勝32敗とイースタン・カンファレンスの13位に位置付けているが、2019年NBAドラフトで全体3位指名されたバレットが才能豊かであることに変わりはなく、ファンも彼が成長をしていくことを願っていることだろう。『The New York Daily News』によれば、かつてNBAを代表するポイントガードとして活躍し、2018年には殿堂入りを果たしたスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)が、同じカナダ出身であるバレットを高く評価したそうだ。

「彼は私が期待していたとおり素晴らしい活躍をしている。信じられない才能の持ち主で、とても完成されたバスケットボールプレーヤーだ」と、ナッシュはバレットを絶賛。「彼はすべての事柄において、わずかなことしかしていない。偉大なプレーメーカーへと進化していくだろうね。なぜなら彼はキャリアとチームという舞台で、自ら輝く必要はなくて、それは彼にとって自然な才能なんだ」と、自分を中心とせずにチームを優先するバレットの才能を評価した。

「ニックスファンにとっては、彼が生み出すもの、多芸さ、得点力という才能にワクワクすることだろう。ディフェンス面でも成長を続けている」と、バレットのプレーメーカー以外の能力に関してもコメントするナッシュ。「私にとっても彼は自然なプレーメーカーで、それでもその才能は計り知れない。だからフランチャイズにとっても期待が大きいだろう」と、彼の将来が明るいことを示唆した。

 今季はここまでニックスがなかなか白星を重ねることができない中でも活躍をしているバレット。まだルーキーシーズンではあるが、今後成長を続けていき、将来的にはチームのスターとして君臨してもらいたい。

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