アキレス腱を断裂したパウエルの代役として、キャリア5年目のセンターを獲得
1月25日(現地時間24日)。ダラス・マーベリックスとゴールデンステイト・ウォリアーズの2チーム間で、トレードが合意に達したとリーグの情報筋が『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えた。
このトレードで、マブスは2020年のドラフト2巡目指名権を放出し、ウォリアーズからウィリー・コーリー・スタインをロースターに加えることに成功した。
マブスは先発センターのドワイト・パウエルが右足のアキレス腱を断裂したため、代役を務めることができるビッグマン獲得を模索していただけに、ドラフト指名権との交換でキャリア5年目のビッグマンを獲得できたことはプラスと受け取っていいだろう。
コーリー・スタインは213センチ108キロのサイズに機動力を兼備するセンター。昨季までの4シーズンをサクラメント・キングスでプレーし、昨夏ウォリアーズと安価で2年契約を結んでいるものの、来季の契約はプレーヤーオプションのため、今夏に制限なしフリーエージェント(FA)になることができる権利を持つ。
マブスはパウエル離脱後、初となったポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、ガードのセス・カリーを先発起用。計7選手が2ケタ得点を挙げる猛攻を見せ、133-125で勝利している。
今季出場した41試合のうち、37試合でスターターを務めているコーリー・スタインは、平均22.9分7.9得点6.2リバウンド1.5アシスト1.1スティール1.2ブロックを記録中。新天地ではパウエルの穴埋め役が期待されている。
一方のウォリアーズは先発センターを失ったものの、今季のサラリーがタックス基準額をオーバーしていたため、このトレードでラグジュアリータックス(贅沢税)を少なくすることに成功した。