最初の3Qはミニゲーム形式、第4Qはコービーへの追悼として24を絡めた方式に
1月31日(現地時間30日、日付は以下同)。NBAは2月17日にユナイテッド・センター(イリノイ州シカゴ)で行われる「NBAオールスターゲーム2020」の新フォーマットを発表した。
このフォーマット変更には、27日にヘリコプターの墜落事故で命を落としたコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)への追悼も込められている。
これまで、オールスター本戦は従来の12分×4クォーターで競い合っていたのだが、新フォーマットでは最初の3クォーターを全て0-0のスコアで始める12分間のミニゲーム方式へ変更。クォーターごとに勝利チームが決まるというもの。
また、最終クォーターでは時間を設けない代わりに目標得点を設定。最初の3クォーターで得点を多く取っているチームの合計得点数に、コービーが着用していた背番号にちなんで、24得点を足した数字が目標得点数となる。その得点を先に記録したチームが、最終的に今年のオールスターゲームの勝利チームとなる。
最初の3クォーターにおけるミニゲームの勝利チームには毎回10万ドル(約1,080万円)、第4クォーターで目標得点数に到達してオールスターゲームを制したチームには、20万ドル(約2,160万円)の寄付金の授与先を選定する権利が与えられる。授与先については、開催地となるシカゴを基盤とするチャリティー団体に限定されるという。
なお、NBAはコービーへの追悼として、第4クォーターの変更のほかにも用意しているものの、それは後日発表することになるようだ。