2020.02.07

ヒートへ移籍したイグダーラについてレブロンが言及「今すぐにヒートの助けになる」

ウォリアーズ時代のイグダーラ[写真]=Getty Images
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大型補強に成功したヒート

 2月7日(現地時間6日)のトレードデッドラインを迎えた中、イースタン・カンファレンス上位に君臨しているマイアミ・ヒートは大幅な補強に成功した。3チームによるトレードでディオン・ウェイターズとジャスティス・ウィンズローをメンフィス・グリズリーズへ、ジェームズ・ジョンソンをミネソタ・ティンバーウルブズへ放出。その見返りにグリズリーズからアンドレ・イグダーラジェイ・クラウダー、ソロモン・ヒルを獲得した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。

 このトレードでリーグ屈指の守備に優れたウイングを獲得したヒートだが、タフなディフェンスがチームの強みの1つであるために、対戦相手としてはさらに厄介な相手になることだろう。またイグダーラをトレードで獲得時、2年3000万ドル(約32億7000万円)の契約延長を行い、2年目の2021-22シーズンはチームオプションとなっている。その夏のオフシーズンには、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)に加えて、プレーヤーオプションを保持するカワイ・レナードポール・ジョージ(ともにロサンゼルス・クリッパーズ)らもオプションを破棄すれば制限なしフリーエージェントになる可能性があり、その年のスター選手獲得に向けて、将来の財政面において柔軟に対応できるオプションもヒートは握っている。

『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によれば、今回のイグダーラのヒート加入に関して、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがコメントを残したそうだ。「報道を目にした時、いい動きだなという印象だった。彼のチャンピオンシップのDNAによって、ヒートはさらにいいチームになる。今すぐ彼らの助けになるだろう。アンドレも喜んでいると思うよ」と、レブロンは語っている。

 このトレードで一気にイースタン・カンファレンスのトップに立つ可能性も浮上してきたヒート。「戦いの準備は整っているよ。最大限の力とともに競争に身を委ねることができる」と、エースのジミー・バトラーも意気込んでいる。ケンドリック・ナンやタイラー・ヘロなど有望な若手選手も揃っていることから、ヒートの時代が近い将来訪れるかもしれない。

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