2020.02.21

トレイ・ヤングがキャリアハイの50得点! ホークスがイースト上位のヒートを撃破

ヤング(中央)の大暴れでホークスがヒートを下した[写真]=Getty Images
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第4Qだけで20得点をたたき出したヤングのディープスリーに「とんでもないリズムに乗っていた」と敵将も脱帽

 2月21日(現地時間20日、日付は以下同)。オールスターブレイク明けの初戦で、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングがホームのステイト・ファーム・アリーナでスコアリングショーを演じた。

 イースタン・カンファレンス4位のマイアミ・ヒート(35勝19敗)相手に、ヤングは第4クォーターだけで20得点を奪う大暴れ。ホークスは試合終盤に10-0のランを繰り出し、129-124でヒートを撃破。

 2年目の今季、ヤングはオールスタ―ゲームに初選出されて10得点10アシストをマーク。「オールスターに選ばれたことで自信が増したのか?」という記者からの質問に、「僕はいつだって自分に対して自信を持ってる」と口にしたポイントガードは、この日フィールドゴール25投中12本(うち3ポイントは15投中8本)成功、フリースロー19投中18本を沈めてキャリアハイの50得点に8アシスト2スティールと文句なしのパフォーマンス。

 ディープスリーを連発してリングに突き刺したヤングに対して、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「信じられないほどとんでもないリズムに乗っていた。3ポイントラインから6フィート(約183センチ)くらい離れたところからプルアップで決めてきたんだ。……そんなこと何度もやってのける選手なんてそうそういない」と脱帽。

自慢の長距離砲を連発し、ヒートのディフェンス陣を攻略したヤング[写真]=Getty Images

 勝利したホークスではヤングのほか、ケビン・ハーターが17得点7リバウンド4アシスト、ディアンドレ・ハンターが17得点6リバウンド、キャメロン・レディッシュが16得点2スティール2ブロック、ジョン・コリンズが12得点7リバウンド2スティール3ブロック、ジェフ・ティーグが12得点4アシストをマーク。

 ホークスはこの試合を終えてイースト14位の16勝41敗。プレーオフ出場までの道のりは厳しいことに変わりないものの、ヤングを中心とする布陣が上位チームへ簡単に白旗を揚げることはないだけに、警戒が必要だろう。

 なお、6日に成立した4チーム間のトレードで加入したクリント・カペラは、かかとのケガのため、もう2週間は欠場するとホークス側が発表。今季平均13.9得点13.8リバウンド1.8ブロックを記録しているビッグマンが加われば、インサイドが強化されることは間違いないだけに、ホークスは今後が楽しみなチームになったと言っていい。

カペラ(中央)がラインナップに加われば、ホークスはますます楽しみなチームになりそうだ[写真]=Getty Images

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