2020.03.12

カーメロ・アンソニーが初めて履いたジョーダンやお気に入りのバッシュを語る

今シーズンのカーメロ・アンソニーはポートランド・トレイルブレイザーズで背番号「00」を付ける [写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)が、米メディア『Complex(コンプレックス)』の人気お買い物企画「Sneaker Shopping(スニーカーショッピング)」に出演。未来あるシカゴの子供たちとともに有名スニーカーショップ「Saint Alfred(セント・アルフレッド)」を訪れ、同番組で司会を務めるジョー・ラ・プーマ(JLP)のインタビューに応じた。

 新天地で完璧な復活を遂げた稀代のスコアラー。この日はオフホワイト×ジョーダン ブランドの最新モデル、ジョーダン5レトロ “オフホワイト ブラック”を履いて現地入りをした。

カーメロは今シーズン、エアジョーダン34を履いてプレーする [写真]=Getty Images


 JLPははじめに、ジョーダン ブランドがNBAオールスターウィークエンドで開催したオフラインイベントに言及。そう、八村塁も参加したあのイベントのことである。同ブランドはオールスターゲームのシカゴ開催を記念して、地元のクリエイターたちとコラボレーションシューズを展開。その中には、4人の学生がデザインしたジョーダン10 “ウィングス”も含まれている。これについて感想を求められたカーメロは、「子供たちは未来そのものだよ。俺たちは彼らに耳を傾け、実際にそれを見て、信じてあげないといけない。そして、彼らにものづくりのためのプラットフォームを提供してあげるべきなんだ。今の子供たちの多くは、アウトプットする術がないと感じている。キュレーションができて、(プロダクトとして)手に取ることできる。そんなものを望んでいるんだ」とコメント。ひとりの大人として、子供たちとの接し方や機会を創出してあげることの重要性を説いた。

 続いて、トピックはカーメロのお気に入りのバッシュへと移行。初めて履いたジョーダンの説明を求められたブレイザーズの#00は、「高校生の時のジョーダン9だよ。当時、クエンティン・リチャードソン(元ニューヨーク・ニックスなど)が履いていたんだ。彼のPE(プレーヤーエクスクルーシブ)は、オールブラックにクリッパーブルーとクリアレッドを効かせて、かかとには(彼の背番号である)3の数字が入っていた。あれは俺が今まで持っていたシューズの中でベストの一足だよ」と過去の思い出をスローバック。また、シラキュース大学時代のジョーダン9やデンバー・ナゲッツ在籍時のジョーダン2など、カーメロのバッシュを語る上で欠かせない懐かしのモデルにも触れたほか、JLPから「若い頃は毎日のようにスニーカーを買っていたらしいですね。でも、当時も買い逃しがあったんじゃない?」と振られると、「今でもだよ。息子から何が発売されるのか教えてもらってるんだ」とNBA屈指のスニーカーマニアらしいレスポンスをしている。

 そして、最後はジョーダン10 “ウィングス”のデザインをしてくれた学生たちにお礼。店頭で販売されている計8足、約14万円分のスニーカーをプレゼントした。

 普段とは違う私服姿のカーメロが出演した「Sneaker Shopping」の映像は、以下のYouTubeからどうぞ。

文=Meiji

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