当初の予定は日本時間6月26日、リーグ中断の影響で先送りは確実か
3月13日(現地時間12日、日付は以下同)から、NBAは新型コロナウイルスの感染拡大を防止すべく、レギュラーシーズンを中断。パンデミックと化したこのウイルス感染が終息すれば、6月中旬から下旬にかけてシーズンが再開し、8月まで行われる見込みだと16日に『ESPN』が報じている。
現時点で、この新型コロナウイルスの陽性反応が出た選手として複数の現地メディアが報じているのは、ルディ・ゴベア、ドノバン・ミッチェル(ともにユタ・ジャズ)、クリスチャン・ウッド(デトロイト・ピストンズ)、そしてケビン・デュラントを含むブルックリン・ネッツの4選手。世界中で感染者が拡大しているだけに、今後もNBAの選手やコーチ、チームスタッフに陽性反応が出る可能性は十分あると言っていいだろう。
そんな中、例年NBAファイナル終了後に行われるドラフトについて、『Forbes Sports』のアダム・ザゴリア記者は「NBAからの公式発表はないものの、複数のリーグの情報筋は、NBAドラフトが7月か8月へ先送りする見込みだと話している」と報じた。
今シーズンのスケジュールでは、4月27日にアーリーエントリーの申請期限、5月20日にドラフトロッタリー(抽選)、22日から25日にかけてドラフト指名候補選手たちの身体測定「ドラフト・コンバイン」がイリノイ州シカゴで行われ、6月26日に「NBAドラフト2020」が行われる予定となっているが、シーズン中断という現状ではこのとおりに進めることはできないはず。
新型コロナウイルスの感染が終息すれば、レギュラーシーズン再開あるいはプレーオフがスタートし、その前後にドラフトも行われるということなのだろう。