2020.03.19

エア ジョーダン 4からエア マックス 95の名作カラー落とし込んだ新作が発売

エア ジョーダン4 ‘95 NEON
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 ジョーダンブランドの数あるバスケットシューズの中でも指折りの人気を誇るエア ジョーダン 4から、スニーカー界にその名を刻む名作エア マックス 95 “ネオン”の配色を採用した禁断の新作が登場する。

 エア ジョーダン 4は、1989年に伝説のスニーカーデザイナーであるティンカー・ハットフィールド氏によって生み出されたモデルである。アッパーにパネリングされたメッシュ素材やTPU(熱可塑性ポリウレタン)製のサポートストラップは、当時のバスケットシューズとしては革新的なデザインであり、旧作と比較して機能性が格段に向上。エア ジョーダン 2とエア ジョーダン 3は変化が単調であったためシリーズの人気は下降気味だったが、AJ4の登場によって人気が再燃。そのため、同モデルはジョーダンシリーズがスニーカーシーンで確固たる地位を確立することになった立役者といっても過言ではないだろう。無論、1988-89年シーズンのプレイオフ、対クリーブランド・キャバリアーズ戦でマイケル・ジョーダンが沈めた伝説のブザービーター、“ザ・ショット”の際にジョーダンが着用していたシューズは、他でもないエア ジョーダン 4である。

マイケル・ジョーダン伝説のショット、“ザ・ショット”の足元を支えたのはエア ジョーダン 4だった [写真]=Getty Images


 一方、1995年に発売されたエア マックス 95 “ネオン”も、スニーカーの歴史を語るうえで欠かせない存在である。人体構造に着想を得た同モデルは発売当時、SMAPの木村拓哉が着用したことで需要が急増。あまりの人気から発売日にはショップ前に長蛇の列ができ、定価の数十倍の値で販売されることもあったため、それを求める若者たちが着用している人を襲う“エアマックス狩り”と呼ばれる社会現象にまで発展した。

 そんな名作の融合は、ジョーダンファン、バッシュマニア、スニーカーヘッズ垂涎と言える。グレーのグラデーションカラーがアッパーを飾り、アウトソールはブラックのマット仕上げ。シュータン、アイレット、インソール、ソールの鮮やかなネオンカラーがアクセントとなり、ヒールにはリフレクティブデザインのNike Airロゴがあしらわれている。

 エア ジョーダン 4 ‘95 NEONは、3月21日(土)午前9時より『SNKRS』にて発売。三連休の中日ともあって、朝から予定のある人も多いと思われるが、気になる方は今のうちに『SNKRS』のアプリ内で通知設定を済ませておこう。

■エア ジョーダン 4 ‘95 NEON

¥24,750(税込)
文=Meiji

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