シーズン中断初日にホームでネッツ戦が組まれていたウォリアーズ
3月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツは所属している4選手が新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。
NBA選手のうち、このウイルスに感染したことが発表されたのは、ルディ・ゴベア、ドノバン・ミッチェル(ともにユタ・ジャズ)、クリスチャン・ウッド(デトロイト・ピストンズ)に次いで7人目。
ネッツは選手名を公表していないものの、ケビン・デュラントは自らが感染していることを公表し、『The Athletic』『Stadium』へ元気であることを伝えると、「皆が警戒しないといけない。自分自身のことを大事にし、(新型コロナウイルスから)隔離しよう。俺たちはこれを乗り越えてみせる」というメッセージを発信した。
ここまでトロント・ラプターズ、オクラホマシティ・サンダーの全選手が新型コロナウイルスに感染していないこともチーム側から発表されているのだが、世界中で猛威を振るっていることから、今後もNBAの選手やコーチ、スタッフといった関係者に陽性反応が出たとしても決しておかしくはないだろう。
そんな中、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、18日に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、自身の思いをこう語っていた。
「試合前日の夜に、うちの選手たちがあのチーム(ネッツ)の選手たちとどこかへ行って遊んではいなかったと願っている。でもどうだったのか、私には分からない」。
ウォリアーズはNBAがレギュラーシーズンを中断した初日の12日に、ホームでネッツ戦が組まれていただけに、指揮官が心配するのも無理はない。ウォリアーズの選手たちが感染しているかどうかは現時点で不明ながら、今後明らかになってくることだろう。