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新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、NBAがレギュラ-シーズンを中断してから約2週間。多くの選手たちが自宅でトレーニングを行い、コンディションをキープしている中、選手たちがインスタグラムでライブ配信を行うなど、SNS上をにぎわせている。
3月27日(現地時間26日、日付は以下同)には、ネイト・ロビンソン(元ニューヨーク・ニックスほか)とデマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)が“インスタライブ”を行った。その中で、ロビンソンは「ラプターズのフランチャイズ史上、カイル・ラウリーはどの位置にいると思う?」とデローザンへ投げかけた。すると元チームメートのデローザンは、躊躇することなくこう切り返していた。
「彼はトップであるべき。チャンピオンシップをもたらしたんだから。(元チームメートだからといった)偏った見方ではなく、彼をベストとするべきだね」。
2009年のドラフト1巡目全体9位でラプターズから指名されたデローザンは、一昨季までの9シーズンをプレーし、平均19.7得点4.1リバウンド3.1アシスト1.0スティールをマーク。その間、オールスターに4度、オールNBAチームには2度選ばれており、ラプターズをプレーオフの常連チームへと押し上げた功労者の1人。
そのデローザンとバックコートデュオを組んでいたのがラウリー。2012-13シーズンから一昨季まで、デローザンと6シーズンを共にプレーしてきたポイントガードは、ラプターズが誇るリーダーであり、昨季はキャリア13年目にして初のNBAチャンピオンに輝いた。
今季で創設25シーズン目のラプターズにおいて、フランチャイズ最多記録をデローザン、ラウリー、クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)が多く保持している。現時点でベストプレーヤーを選ぶなら、この3選手と1999年から2000年代中盤まで在籍し、ラプターズの知名度を飛躍的に高めたビンス・カーター(現アトランタ・ホークス)を合わせた4選手のいずれかだろう。
その中で、9シーズンも在籍したデローザンが古巣にチャンピオンシップをもたらした親友のラウリーを支持するのは当然といえば当然か。
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