2020.04.16

ブラッドリー・ビールがウィザーズと契約延長をした理由を明かす「僕の役割はこの場所にある」

今季はウィザーズで存分に得点力を発揮するビール[写真]=Getty Images
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ウィザーズでベストを尽くすビール

 去年10月、ワシントン・ウィザーズと2年7,200万ドル(約77億7,600万円)で契約延長を結んだブラッドリー・ビール。一時はトレードされるのではないかと噂されていたが、ルーキー時代から在籍するウィザーズに残留することが決定した。

 今シーズンはチームのもう1人のエースであるジョン・ウォールが、アキレス腱断裂からの復帰のためリハビリに取り組んでいる。そのため今季はビールがウィザーズをけん引することになり、ここまで1試合平均30.5得点とリーグ全体2位の記録を残し、キャリアハイのスコアリングを発揮。また練習ではエナジーに欠けたチームを鼓舞し、ルーキーの八村塁がプレーに苦しんでいた時はアドバイスを送るなど、リーダーシップも発揮している。

 プレーオフ進出を目指すウィザーズにとって、なくてはならない存在となっているビール。その彼が『The Lowe Post』に電話出演し、なぜ契約延長をしたのかを以下のように明かしてくれた。

「結局のところ、僕はチームを去ることよりも、前向きにここに残りたいと感じたんだ。理由としては、ここならもっと多くのことをコントロールできるから。ある球団は、『君を中心に再建をしよう。君を中心として選手を集めよう』と、多くのチャンスを与えてくれていた。もしほかのチームへ移籍となれば、それはいいチームだったことだろう。けれど僕はチームにおける“ピース”であって、果たしてウィザーズのように、僕に同じ役割を与えてくれるのだろうか?僕の役割はこの場所にあって、僕自身それを愛しているんだ」

 リーグ屈指の得点力とアグレッシブさを兼ね備え、なおかつ26歳という年齢を考慮すれば、他球団がビールを求めるのも当然だろう。しかしあくまで己の役割を最大限に発揮できる環境を重要視し、彼は契約延長を経て、ウィザーズでベストを尽くすことを決意した。今後アスリートとして全盛期を迎えていくであろうビール。順調にケガから回復しているウォールと、高いポテンシャルを秘めた八村とともに、今後もウィザーズをけん引する活躍が期待される。