2020.05.21

ダニー・グリーンがスパーズ優勝時と今季のレイカーズを比較「類似している」

キャリア11年目の今季、グリーンは自身4チーム目となるレイカーズでプレーしている[写真]=Getty Images
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「このチームとサンアントニオにおける共通点としては、チームとして豊富な経験を持っていること、それと選手層の厚さかな」

 キャリア11年目の今季、ダニー・グリーンは新天地ロサンゼルス・レイカーズへ加入し、ここまで61試合に出場して平均25.1分8.2得点3.4リバウンド1.4アシスト1.2スティールを記録し、ウェスタン・カンファレンス首位(49勝14敗)を誇るチームでスターターの一角を務めている。

 グリーンはこれまでのキャリアの中で、サンアントニオ・スパーズ(2013-14シーズン)、トロント・ラプターズ(2018-19シーズン)という2つのチームでチャンピオンシップを勝ち取った経験を持つ。

 そのグリーンが、今季のレイカーズとこれまでに優勝したチームについて比較していた。今週行われたチームメートのジャレッド・ダッドリーとのインスタライブにて、グリーンはこう評していた。

「今年のレイカーズは、トロントよりもスパーズにより類似していると感じているんだ。トロントにはもっと多くの若手がいたからね。サンアントニオにはより多くのベテラン、年上の選手たちがいて、うまくブレンドされていた。僕とカワイ(レナード/現ロサンゼルス・クリッパーズ)はちょっと若い方ではあったけど、全盛時でも何人か年上の選手がいたんだ。このチームとサンアントニオにおける共通点としては、チームとして豊富な経験を持っていること、それと選手層の厚さかな。レイカーズには間違いなく厚みがある。勝利するチームというのは、最も健康を保つことができたチームであり、ちょっとした運もその要因になる。でもこのチームならタイミングが合えば成功すると思う」。

 スパーズにはティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ(共に元スパーズ)、トニー・パーカー(元スパーズほか)という絶対的な基盤の“ビッグ3”がいたほか、ボリス・ディーオやマット・ボナー(共に元スパーズほか)といったベテランが在籍。

スパーズ在籍時のグリーン(左)はどちらかと言えば若手で、ダンカン(右)ら経験豊富なベテランが多数在籍していた[写真]=Getty Images

 バックコートにはパティ・ミルズ、コリー・ジョセフ(現サクラメント・キングス)、フロントコートにはアーロン・ベインズ(現フェニックス・サンズ)、ティアゴ・スプリッター(元スパーズほか)、ジェフ・エアーズ(昨季はBリーグのアルバルク東京から滋賀レイクスターズへ期限付移籍)といった若手がプレーしていた。

 一方、今季のレイカーズにはレブロン・ジェームズの16年を筆頭に、ドワイト・ハワードラジョン・ロンド、ダッドリー、ジャベール・マギーにグリーンと、キャリア10年以上のベテランが多数おり、アンソニー・デイビスエイブリー・ブラッドリー、マーキーフ・モリス、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープといった中堅に、カイル・クーズマやアレックス・カルーソといった若手も在籍しており、リーグ有数の豪華戦力を誇る。

「僕らはいいタイミングで円滑に機能していた。倒すべきチームに対しても勝利していたしね。大切なのは、チーム内で隙間を見つけ出し、ローテーションの中で快適にプレーできるように組み込んでいくことなんだ」とグリーンは口にし、クーズマやカルーソといった若手に役割を理解させつつ、チームの中でフラストレーションをためることなくプレーしてもらうことが重要だと説明していた。

 新型コロナウイルスの影響によりシーズンが中断してから2か月が経過。シーズン再開に向けて、リーグが着実に動き出している中、ベテランぞろいのレイカーズがどのようにして再びチームとして結束できるか、注目していきたい。

レブロン(右)という絶対的な大黒柱が君臨するレイカーズでプレーするグリーン(左)[写真]=Getty Images