5月28日(現地時間27日、日付は以下同)。現地メディア『The Athletic』は、ニューヨーク・ニックスが新たな指揮官をチームに加えるべく、候補者たちとの面談を近日開始することになるだろうと報じた。
ニックスは昨年12月上旬に就任2シーズン目のデイビッド・フィズデイル前HC(ヘッドコーチ)を解任し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月中旬にシーズン中断となるまでマイク・ミラーが暫定HCを務めていた。
7月末以降にシーズンが再開されるのであれば、今季はミラーがそのまま暫定HCとしてチームを率いることが予想されるものの、来季は新たなHCを据えて臨むことになる可能性が高いという。
同メディアによると、その筆頭候補はトム・シボドーで、今年3月にブルックリン・ネッツと決別したケニー・アトキンソン、ミラー暫定HCも面談を受けることが予想されているようだ。もっとも、ミラーについてはHCにならなくとも、来季以降もニックスのコーチングスタッフとして残る見込み。
ニックスは今季、21勝45敗でイースタン・カンファレンス12位。今後シーズンが再開されたとしても、7シーズン連続でプレーオフ進出を逃すことは決定的。新たに球団社長へ就任したレオン・ローズを中心に、来季以降プレーオフの舞台へ返り咲きたいところだ。