2020.05.29

ウォリアーズ3度の優勝に貢献したイグダーラを現地メディアが絶賛「殿堂入りすべき」

昨季までウォリアーズの主力として貴重な働きを見せたイグダーラ[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

「自身の役割を理解し、アンセルフィッシュなチームメートとなって、これまで何度も重要な瞬間をくぐり抜けてきたからだ」とビル・シモンズ

 
 今季でキャリア16年目のアンドレ・イグダーラ(マイアミ・ヒート)は、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ在籍時の2012年にオールスターに選出され、オールディフェンシブチームに2度選ばれた実績を持つ36歳。

 198センチ97キロと筋骨隆々な肉体の持ち主は、これまでシクサーズ、デンバー・ナゲッツでもプレーしてきたものの、昨季まで6シーズン所属していたゴールデンステイト・ウォリアーズの印象が強い。

イグダーラはウォリアーズで3度の優勝を勝ち取った[写真]=Getty Images

 13年夏にフリーエージェント(FA)として加入したイグダーラは、ステフィン・カリークレイ・トンプソンドレイモンド・グリーンらと共に主軸を務め、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下で5年連続のファイナル進出、そして3度の優勝に大きく貢献してきたからだ。

 イグダーラはウォリアーズで413試合(うち先発は84試合)に出場して平均26.7分7.3得点3.9リバウンド3.4アシスト1.1スティールをマーク。プレーオフでは104試合(うち先発は40試合)で平均29.8分9.3得点4.4リバウンド3.6アシスト1.2スティールを残し、15年の優勝時にはファイナルMVPを獲得している。

 数字上ではカリーやトンプソン、グリーンや昨季までの3シーズン在籍していたケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)たちには及ばないものの、スモールラインナップで試合に決着を付けるシーンでは、必ずと言っていいほどコートにはイグダーラの姿があった。

 5月28日(現地時間27日)にYouTubeへ公開されたポッドキャスト番組「Book of Basketball 2.0」で、『The Ringer』のビル・シモンズはイグダーラに最大級の賛辞を送っていた。

「ゴールデンステイトにいた時の彼は、リーグでベストな選手だった。カワイ(レナード/現ロサンゼルス・クリッパーズ)以外ではね。レブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)、デュラントをガードしてきたんだから。私は常に、ペリメーターディフェンダーとしてピペン(スコッティ・ピペン/元シカゴ・ブルズほか)とカワイが別次元にいると思ってる」と口にしただけでなく、イグダーラのバスケットボール殿堂入りについても言及している。

「スティーブ・カーはイグダーラのことを彼ら(ピペンとレナード)と同レベルだと感じていたはずだ。それにゴールデンステイトはピペンのようなオフェンシブプレーヤーとして、彼をそこまで必要としていなかった」

「彼は殿堂入りすべき選手だと私は思うね。プレーオフでやってのけたパフォーマンスは数多い。自身の役割を理解し、アンセルフィッシュなチームメートとなって、これまで何度も重要な瞬間をくぐり抜けてきたからだ」

 今年2月。イグダーラはメンフィス・グリズリーズからヒートへ移籍後、延長契約を結んでいるため、もうしばらく引退することはないだろう。もしヒートでも優勝する重要な手助けができれば、シモンズが話したとおり、イグダーラが殿堂入りする可能性が出てくるかもしれない。

レブロンやデュラント(中央)といったベストプレーヤーたちをガードしてきたイグダーラ(左)[写真]=Getty Images