2020.06.04

JR・スミスが一般人を暴行…理由は所有車の窓ガラスを割られたため

キャバリアーズを解雇されて以降、去就が注目されているJR・スミス[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 今季FAの状況が続いているJR・スミスが、一般男性に暴行を加え、その様子がインターネット上にアップされた。

 米ニュースサイト「TMZ Sports」が公開した動画の中で、スミスは地面に倒れ込んだ白人男性を何度も蹴り飛ばし、罵倒。そして、走り去ろうとした男性にダメ押しの右ストレートを一閃した。

 これだけ見るとスミスの暴力事件のように思えるが、同選手はその後、自身のInstagramに感情的な動画を投稿し、事情を説明。「どこに逃げたか知らないけれど、とある白人のクソガキが俺の車の窓ガラスをぶち壊しやがったんだ」と弁明し、正当性を主張している。

 現在、アメリカでは元ミネアポリス警察のデレック・チョーヴィン容疑者が、無抵抗の黒人男性ジョージ・フロイドの首を膝で押さえつけ殺害した事件を発端に、大規模なデモが発生している。スミスが住むロサンゼルスでは、デモの本来の目的を見失い、一部参加者が暴徒化。店のガラスを割り、店内の商品を略奪するといった過激派の活動に、アメリカ政府は軍隊で鎮圧を試みる事態にまで発展してしまった。

 スミスの所有車は、略奪被害に遭った有名スニーカーショップ『フライトクラブ』からほど近くのフェアファックスエリアに停車してあった。恐らく、スミスの所有車の窓ガラスを割った犯人も暴徒化した一派の人間で、スミスは不必要な流れ弾を喰らったかたちとなってしまった。

 しかし、スミスは事件後に出演した番組で、自身の行いを謝罪。「窓ガラスが割られたのを見て、ついカッとなってしまった。しばらくして冷静になったら……。俺の行いを理解してくれる人がいたとしても、俺は自分の行動に酷く失望している」と語り、反省の色を示している。