今年のドラフトロッタリーは日本時間8月26日、ドラフトは10月16日に開催か?

 6月5日(現地時間4日、日付は以下同)。リーグの情報筋から得たものとして、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は今年のドラフトロッタリー(指名順位の抽選)、ドラフトの日程を報じた。

 当初はロッタリーが5月20日、ドラフトが6月26日だったのだが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止すべく、NBAがレギュラーシーズンを中断したことで日程が大幅に変更。同記者によると、ロッタリーは8月26日、ドラフトは10月16日に行われることになるという。

 8月1日からフロリダ州オーランドで今シーズンが再開される可能性が高いのだが、すでに8チームは今季終了となっており、1巡目全体1位指名権を手にする確率は下記のとおり。
※チーム名は略称、カッコ内は今季ここまでの戦績、%=パーセント

■今年のドラフト1巡目1位指名権を手にする確率
ウォリアーズ(15勝50敗):14%
キャバリアーズ(19勝46敗):14%
ウルブズ(19勝45敗):14%
ホークス(20勝47敗):12.5%
ピストンズ(20勝46敗):10.5%
ニックス(21勝45敗):9%
ブルズ(22勝43敗):7.5%
ホーネッツ(23勝42敗):6%

 残りの6チームについては、シーズン再開後にレギュラーシーズン8試合を行った結果、プレーオフ出場を逃した6チームが加わることになるのだが、戦績は3月12日終了時点におけるシーズン中断時の戦績によって割り当てられることになるという。

 NBAの再開プランは5日に理事会で承認されており、翌6日にNBA選手会(NBPA)からも承認を得られれば今シーズンの再開が決定となる。

 そうなった場合、今季のNBAファイナル最終戦の日程は10月13日。ここまではいいものの、フリーエージェント(FA)戦線は19日にスタートし、来季のトレーニングキャンプ開始が11月11日、開幕が12月2日という超ハードスケジュール。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、この日程はあくまで流動的なもので、変更になる可能性があると報じている。

 この日程のまま進んでいくと、今季再開後にファイナルまで戦ったチームは約1か月後に来季のトレーニングキャンプを行うことになるため、代表を務めるクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)を中心に、この部分でNBA側と話し合うことになりそうだ。

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