選手たちは再開後、毎晩新型コロナの検査を受けることになるとNBPAが通達
6月6日(現地時間5日、日付は以下同)。NBAは22チームによる再開プランについてNBA選手会(NBPA)と話し合いを行い、代表として参加した28人の選手全員が賛成したことで、8月1日から2019-20シーズンがフロリダ州オーランドで再開されることとなった。
NBA選手会のエグゼクティブ・ディレクターを務めるミシェル・ロバーツ、代表を務めるクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止によりシーズンが中断している期間もNBAコミッショナーのアダム・シルバーと頻繁に連絡を取り合ってきたことも奏功した要因と言っていいだろう。
とはいえ、新型コロナウイルスの感染は終息していないだけに、不安な点があるのも事実。5日終了時点で世界中の感染者は655万5436人、死者は38万9583人となっており、アメリカだけでも187万2261人が感染し、そのうち10万8120人が他界している。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、NBA選手会は6日、選手たちへNBAとNBA選手会がシーズン再開後、新型コロナウイルスの検査を毎晩行うことを通達。そこでもし陽性反応が出た場合、その選手は最低7日間、隔離されることになるという。
再開後にプレーする22チームは、今後下記のスケジュールで再開に備えることとなる。
■2019-20シーズン再開後の主なスケジュール(日付はいずれも日本時間)
7月1日:トレーニングキャンプ開始
7月8日:22チームが開催地オーランドへ移動
8月1日:シーズン再開(レギュラーシーズンとして各チーム8試合、その後プレーオフへ)
10月13日:NBAファイナル第7戦の開催予定日