2020.06.13

来季に優勝争いへ返り咲くことが期待されるウォリアーズに加入しそうなFA7選手とは?

ガソル(左)、イバカ(右)がウォリアーズ入りを視野に入れていると地元メディアが報道[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

カリー、トンプソン、グリーンの完全復活でベテランFAには魅力的な移籍先に

 2014-15から18-19シーズンというもの、ゴールデンステイト・ウォリアーズは歴史的な快進撃を続けてきた。5シーズン連続で57勝以上を記録し、ウェスタン・カンファレンスを制していずれもNBAファイナルという頂上決戦へと駒を進め、3度の優勝を飾ってきた。

 今季はベテランが退団したことに加え、ステフィン・カリーが長期離脱、クレイ・トンプソンがケガのため全休、ドレイモンド・グリーンがケガなどで精彩を欠いたことで、リーグワーストの15勝50敗(勝率23.1パーセント)に終わったとはいえ、このチームが誇る3人の基盤が来季に完全復活を遂げることで、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ウォリアーズは再び覇権争いに絡んでくることが期待されている。

来季ウォリアーズが再び優勝候補となって戻ってくることができるか?[写真]=Getty Images

 今季終了後、ウォリアーズの選手でフリーエージェント(FA)になるのはドラガン・ベンダーとチェイソン・ランドル、チームオプションのデイミオン・リーとマイケル・ミュルダーくらいで、多くの選手たちが来季も契約下にある。

 だがカリー、トンプソン、グリーン、今季途中加入したアンドリュー・ウィギンズの4人だけで計1億3014万ドル(約139億2498万円)と超高額なサラリーのため、ウォリアーズにキャップスペースはないに等しい。

 それでも、地元メディア『NBC Sports Bay Area』は6月13日(現地時間12日)に掲載した記事の中で、チャンピオンシップ獲得を求めて、すでに来季ウォリアーズへ加入することを狙っているかもしれない7人のFA選手をリストアップしていたので紹介したい。
※チーム名は略称

■今季終了後にウォリアーズ行きの可能性を持つFA7選手

1.マルク・ガソル(ラプターズ/制限なしFA)
 昨季途中にグリズリーズからラプターズへ加入し、ファイナルでウォリアーズを下して初優勝を味わった35歳の大ベテラン。キャリアが終幕に近づく中、ガソルはさらにチャンピオンリングを獲得することにフォーカスしているという。

 もしスペイン出身の多彩なビッグマンがウォリアーズに加われば、新たな優勝経験を持ち込むことができるだけでなく、マーキーズ・クリス、ケボン・ルーニーと良いローテーションを組むことができるだろう。ディフェンスに定評があり、フロアを広げて3ポイントを決めることが可能だからだ。高額年俸を要求されるかもしれないが、優勝するチャンスがあることを最大限にプッシュすれば、首を縦に振る可能性はある。

2.エバン・ターナー(ウルブズ/制限なしFA)
 31歳を迎えたベテランスイングマン。198センチ99キロのサイズを活かし、ボールハンドラー役を務めることもできる。カリー、トンプソンに次ぐ堅実なガードとしてフィットできるのではないか。

 ターナーは魅力的なディフェンダーであり、ロッカールームへ好影響を与えるベテランなのだが、3ポイントに難があるのが気がかりか。ウォリアーズはターナーではなく、3ポイントに秀でた選手をFA市場で探すかもしれないが、昨季まで在籍していたコンボガード、ショーン・リビングストンのような役割を期待できるかもしれない。

3ポイントに難があるものの、ターナーはボールハンドラー役を務めることができる[写真]=Getty Images

3.グレン・ロビンソン3世(シクサーズ/制限なしFA)
 昨夏ウォリアーズへ加入するも、今季途中でシクサーズへとトレードされた苦い経験があるものの、ロビンソン3世はウォリアーズで複数のポジションの選手たちをガードし、3ポイント成功率40.0パーセントを残し、上質な2ウェイプレーヤーであることを証明。来季この男が再びウォリアーズでプレーしていたとしても、決して驚くことではない。

4.サージ・イバカ(ラプターズ/制限なしFA)
 30歳を迎えたベテランビッグマンは、今季いずれもキャリアハイとなる平均16.0得点に3ポイント成功率39.8パーセントをマーク。イバカ本人はラプターズとの再契約を望んでいるものの、ウォリアーズのシステムにもうまくフィットするはずだ。フロアを広げることができ、ディフェンス面でもインパクトを与えることができるだけに、ウォリアーズからすれば十二分に魅力的。だがキャップスペースに余裕がないため、イバカ獲得はさすがに厳しいか。

5.ケント・ベイズモア(キングス/制限なしFA)
 ドラフト外でウォリアーズに入団し、約2シーズンをプレーしたスイングマンは、カリー、トンプソン、グリーンともプレー経験がある。この男の万能性と、キャリア平均の3ポイント成功率35.0パーセントというシュート力は、トンプソンとウィギンズに次ぐウイングの3番手として獲得したい人材である。

6.ポール・ミルサップ(ナゲッツ/制限なしFA)
 35歳を迎えたベテランフォワードに、オールスター級のパフォーマンスを期待することはさすがに酷だろう。だがミルサップを獲得できれば、ベンチからの得点力と101試合という豊富なプレーオフ経験(昨季終了時点)を持ち込むことができる。優勝経験のないベテランにとって、ウォリアーズは魅力的な移籍先であり、ミルサップが持つ豊富なスキルセットは、カーHCの下で完璧にフィットするかもしれない。

経験豊富なミルサップを低年俸で獲得できれば頼もしい助っ人になりそうだ[写真]=Getty Images

7.ウィルソン・チャンドラー(ネッツ/制限なしFA)
 ここ数年、スタッツ自体は落ちているものの、ウォリアーズが再びトップレベルのチームへと巻き返すために重要な役割を担ってくれそうな選手。両フォワードをこなせる33歳のベテランは、3ポイントとディフェンスに秀でた“3&D”の役割を得て復調するかもしれない。低年俸で契約できそうな点も魅力的だ。