6月20日(現地時間19日、日付は以下同)。現地メディア『The Athletic』のアンソニー・スレイター記者が、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンのケガが完治したと報じた。
トンプソンは昨季のNBAファイナル(対トロント・ラプターズ)の第6戦で、左膝前十字靭帯を断裂してしまい今季を全休。ウォリアーズは攻防両面において貴重な役割をこなすトンプソン不在に加え、ステフィン・カリーの長期離脱もあり、今季はリーグワーストの15勝50敗(勝率23.1パーセント)に終わっていた。
同メディアによると、トンプソンは2、3週間前に最後のメディカル・クリアランスを受け取ったことで、そこからはワークアウト強化に励んでいるという。サンフランシスコにあるウォリアーズのトレーニング施設には戻っていないものの、ロサンゼルスとオークランドの2か所でプライベートなワークアウトを行っていると報じている。
トンプソンは昨季までのキャリア8年間で平均33.1分19.5得点3.5リバウンド2.3アシストを記録するシューティングガード。3ポイントは成功率(41.9パーセント)、成功数(平均2.9本)と質・量ともにハイレベルで、昨季オールディフェンシブチームにも選ばれた実績を持つ。
この男が大ケガから完治したことは、来季に覇権争いへ参戦することを見据えるウォリアーズにとって朗報となったに違いない。