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6月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバンが『The New York Post』のインタビューに応じた。
7月31日にフロリダ州オーランドで再開される今季の“第二幕”に参戦するマブスは、ウェスタン・カンファレンス7位の40勝27敗(勝率59.7パーセント)。8位のメンフィス・グリズリーズ(32勝33敗/勝率49.2パーセント)とは7.0ゲーム開いていることから、マブスが2016年以来となるプレーオフへと駒を進めることはほぼ確実と言っていい状況にある。
キューバンはインタビューの中で、今季からマブスの一員としてプレーするKPことクリスタプス・ポルジンギスについて「私は本当にKPが好きでね。彼はバスケットボールというゲームを愛しているんだ。それに一生懸命やってくれているよ」と言及。
221センチ108キロのポルジンギスは、昨季途中にニューヨーク・ニックスからトレードで加入。一昨年に負った左膝前十字靭帯断裂のリハビリのため昨季を全休し、満を持して今季復活を遂げた。
ポルジンギスはここまで51試合に出場して平均31.3分19.2得点9.5リバウンド1.7アシスト2.1ブロックを残し、昨季の新人王ルカ・ドンチッチと共にマブスをけん引している。
「彼はベストプレーヤーの1人になりたがっている。だが最も重要なのは、彼が勝ちたがっているということ。彼は個人成績よりも、勝利を手助けすることにこだわっている。私がKPについてベストだと思うのは、偉大な選手たちのように、クラッチタイムでさらにレベルを引き上げることができることだね」とキューバンは称賛している。
打点の高いシュートフォームから軽々と長距離砲を繰り出すラトビア出身のビッグマンは、ポストプレーやドライブ、プルアップジャンパーからでも得点することができ、マッチアップ相手からすれば厄介な選手。
さらにその高さと長さを駆使してマブスのリムプロテクターとしても君臨しており、今季ポルジンギスが4ブロック以上を決めた試合でマブスは9勝1敗と無類の強さを見せている。
自身初のプレーオフ出場が濃厚なポルジンギスは、マブスの勝利を後押しすべく、シーズン再開後も獅子奮迅の働きでチームに大きく貢献していくに違いない。
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