2020.06.23

FAのベテランフォワード、コーリー・ブリュワーが昨季所属したキングスへ復帰か?

昨季シクサーズとキングスでプレーしていたブリュワー[写真]=Getty Images
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キングスは戦力アップだけでなく、ライバルチームの戦力増強の阻止にも成功

 6月23日(現地時間22日、日付は以下同)。リーグの情報筋が『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者へ伝えたところによると、フリーエージェント(FA)のコーリー・ブリュワーがサクラメント・キングスと契約を結ぶことになるという。

 7月31日からフロリダ州オーランドで再開される第二幕へ向けて、参戦する22チームを含む全30チームは今月24日の正午から7月1日の23時59分(いずれもアメリカ東部時間)までの約1週間で、FA選手と本契約あるいは2ウェイ契約することが可能となる。

 ロースターに空きを残すチームやケガなどで参戦しない選手がいるチームとしては、ダービス・ベルターンスが出場辞退となったワシントン・ウィザーズや、トレバー・アリーザが不参加となったポートランド・トレイルブレイザーズ、ふくらはぎを痛めたコートニー・リーの欠場が濃厚なダラス・マーベリックスなどが挙げられる。

 ウェスタン・カンファレンス11位のキングスは、シーズン中断時点で28勝36敗。9位のブレイザーズ、10位のニューオーリンズ・ペリカンズと共に、8位のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追いかけるだけに、スイングマンのブリュワー獲得となれば、戦力補強になると同時に、ライバルチームの戦力増強をも阻止することになるだろう。

 NBAで12年のキャリアを誇るブリュワーは、これまで814試合(うち先発は310試合)に出場して平均23.0分8.7得点2.8リバウンド1.5アシスト1.3スティールを記録するスモールフォワード。

 昨季はフィラデルフィア・セブンティシクサーズとキングスでプレーし、平均4.9得点2.5リバウンド1.3アシスト1.0スティールをマーク。今季は無所属のままではあったが、プレーオフにはこれまでのキャリアで47試合出場し、2011年にはマブスで優勝を経験した実績を持つ。

 2006年を最後にプレーオフの舞台から遠ざかっているキングスにとって、ブリュワーの復帰はシーズン再開に向けて大きな後押しになりそうだ。

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