2020.06.26

バックス指揮官がヤニス・アデトクンボのコンディションについて「ヤニスが健康体なのは、我々にとって大きなアドバンテージ」

今シーズン優勝を目指すバックスをけん引するアデトクンボ[写真]=Getty Images
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シーズン再開に向けて健康体を取り戻したアデトクンボ

 今季リーグベストの53勝12敗をここまで記録し、優勝に向けて力強く前進してきたミルウォーキー・バックス。リーグを代表するスター選手へと成長し、相手チームにとって驚異的な存在となったヤニス・アデトクンボは、バックスをけん引してキャリア初のチャンピオンシップを目指している。

 今季は平均29.6得点13.7得点5.8アシスト1.0スティール1.0ブロックをアデトクンボは記録しており、昨季に続きシーズンMVPを受賞する可能性は十分にあるだろう。チームとしても、アデトクンボ個人としても絶好調であり、この勢いに乗ったままリーグの頂点に立ちたいと考えていたはずだが、バックスには1つの懸念材料があった。それはアデトクンボの膝のケガだ。3月7日(現地時間6日)に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で彼は膝を痛めており、その後は2試合を欠場。バックスはレイカーズ戦を含めて3連敗を喫し、その後シーズンは新型コロナウイルスの影響で中断となった。

 しかしこの中断期間を経て、アデトクンボは健康になったことをバックス指揮官であるマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は明かしている。『ESPN』が報じている。「ヤニスが完全に健康体であることは、我々にとって大きなアドバンテージになるだろう」と、ブーデンホルザーHCはコメント。「精神的にも肉体的にも、彼は素晴らしい状態でいる」という彼の言葉からは、アデトクンボがシーズン再開に向けて最高の状態に仕上げてきていることがうかがえる。

 またブーデンホルザーHCは、アデトクンボのメンタリティについて以下のように評している。

「素晴らしいことは彼が現在健康であること。ヤニスはタフで回復がとても早い。そして彼はすぐにコートに戻らなければいけないというプレッシャーを抱えていたかもしれない。しかしそれは我々チームが彼に与えたのではなく、ヤニスが自ら自分に重圧を与えていた。我々のもっとも難しい仕事の1つは、そんな彼を(コートに立たせないために)抑えることだった」

 アデトクンボはレイカーズ戦後に2試合を欠場したが、闘争心溢れる彼ならばケガを抱えていても試合に出場しようとしたかもしれない。しかしチームは彼を欠場させ、またこの中断期間の恩恵を受けて回復することができた。バックスの優勝にはアデトクンボの活躍は必須だが、彼ならばチームやファンの期待を一身に背負って全力でプレーすることだろう。