アンソニー・デイビスが無観客で行われるシーズン“第二幕”について言及「勝利のために自ら闘争心を引き出している」

レイカーズへ移籍して1年目、悲願の優勝に向けて攻守で活躍するデイビス[写真]=Getty Images

シーズン“第二幕”に向けて決意を表明したデイビス

 今シーズンは新天地ロサンゼルス・レイカーズで、キャリア初の優勝を目指しているアンソニー・デイビス。リーグを代表するスター選手であり、多彩なスキルを兼ね備えたビッグマンとして攻守で活躍してきた。シーズン平均26.7得点9.4リバウンド3.1アシスト1.5スティール2.4ブロックを記録し、ケガに悩まされながらも情熱的にプレーを続けた。

 しかし無観客試合によって今シーズンが再開されることに対し、デイビスは精神面で対処しなければならないと考えている。『SB Nation』によれば、「僕らがレイカーネーションを糧にプレーしていることは明白なこと。ホームであろうとロードであろうとね」と話しており、「今回彼らの声援がないことが、とても大きな違いを生むのは明らかだ。けれど皆がそれを対処していくことだろう。それは何よりも精神的なことがより関わっていくことだろう」と、コメントしている。

 選手たちにとって、ホームでのファンからの声援が活力やモチベーションになったりと、彼らの存在は大きいはず。デイビスはその重要性を理解した上で、「試合に出場して最悪な状況になっても、またファンがそこにいなくても、自分自身を前へと突き動かしていく必要がある」と、コメント。「今後はそうして行かなきゃならなくて、僕がチームで言ったように、自分のエナジーを引き出さなければならない。毎晩の試合でそれができるだけの確信を持たなければいけないだろう。特にファンが会場にいない状況においてね」と、セルフコントロールの大切さを述べている。

「チームとして僕らは駆り立てられているし、勝利のために自ら闘争心を引き出していると思う。けれど僕ら全員にとって、(シーズン再開後は)間違いなく違ったものなるだろう」と、つづったデイビス。観客席から応援を届けてくれるファンがいない以上、今季の残りの試合はこれまでとは違った内容となり、それに対しての精神的な準備が必要となってくることだろう。しかし今季目覚ましい活躍を披露してきたデイビスならば、徹底して心身を整えた上で試合に臨むはずだ。

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