2020.07.14

優勝候補レイカーズに打撃、ラジョン・ロンドが右手親指骨折で約8週間の戦線離脱

開催地に入って2度目のチーム練習でロンドが負傷[写真]=Getty Images
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 7月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはラジョン・ロンドが右手親指を骨折したため、復帰まで6~8週間要することになるだろうと発表した。

 ロンドは第二幕の開催地、オーランドで2度目のチーム練習が行われた13日に同箇所を負傷。今週手術を受けることになるという。

「ラジョンに何が起こったのかを、我々は理解しないといけない。彼を失うということは、このチームにとって大きなこと。だがプレーオフ期間中もラジョンがこのチームの一員となることを期待している」。

 14日に行われた記者たちとの会見で、フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)はそう口にし、ロンドがいったん手術のためにバブルを離れ、リハビリの最初の部分はバブル(開催地)外で行うことになるという。

 今から6~8週間後となると、プレーオフのファーストラウンドあるいはカンファレンス・セミファイナルを繰り広げている最中となる。

 ロンドは今季、ここまで48試合(うち先発は3試合)に出場して平均20.5分7.1得点3.0リバウンド5.0アシストを記録。キャリア14年目のベテランは、レブロン・ジェームズ(平均10.6アシスト)に次ぐチーム2位のアシスト数を誇る司令塔。

 これまでのキャリアで105試合のプレーオフ出場経験を持ち、2008年にはボストン・セルティックスで優勝した経験もあり、レイカーズにとって貴重なプレーメイカーでもある。

「彼が復帰してくれること、そしてプレーオフを戦ううえで大きな要素になると我々は非常に自信を持っている」とボーゲルHCが話したように、ロンドはレイカーズが今季の覇権争いを制するためには不可欠な戦力と言っていい。

 ロンド不在のあいだ、レイカーズはレブロンのバックアップを務めるプレーメイカーとして、アレックス・カルーソやクイン・クック、あるいはディオン・ウェイターズを起用する見込みとなっている。

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