2020.08.04

ペイサーズ戦で9得点に終わった八村塁の奮戦を指揮官が評価「しっかり挽回できた」

八村(右)のプレーをブルックスHC(左)が評価した[写真]=Getty Images
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ネッツ戦に続いて9得点に終わるも、ブルックスHCは「得点こそ多くなかったが、内容は良かったと思うね。しっかりとリバウンド、パスができた」と言及

 8月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズがインディアナ・ペイサーズとのシーディングゲーム(順位決定戦)の第3戦に挑んだ。

 ウィザーズは第2クォーター途中までリードする展開を作り出していたものの、ペイサーズが誇る堅実なディフェンスの前にミスを連発。オフェンスではTJ・ウォーレン、マルコム・ブログドンを軸に点を重ねていき、ペイサーズは最大22点のリードを手にするなど、最終スコア111-100でウィザーズを下した。

「出だしはディフェンスがしっかりできたんですけど、オフェンスの間合いがあまり良くなかったなと感じられますし、ペイサーズはNBAでもトップ5に入るディフェンシブなチーム。僕らのディフェンスのミスが重なった2クォーターに逆転されて、そのままもっていかれた試合だったので、若いチームとしてしっかり考えていかないと」。

 八村塁がそう振り返ったように、ウィザーズはチームメート同士の連係ミスやターンオーバーがあり、試合を通して計13本のターンオーバーから22得点を奪われた。また、序盤からウィザーズの選手はショットに持ち込む際にペイサーズのディフェンスの前に何度もスナップされ、チャンスをモノにできないケースもあった。

 ペイサーズでは2日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でキャリアハイの53得点と大爆発したウォーレンがこの日も要所で得点に絡み、ゲームハイの34得点に11リバウンド4アシスト3スティール4ブロック。さらにブログドンが20得点7リバウンド6アシスト、マイルズ・ターナーが17得点9リバウンド2ブロック、アーロン・ホリデーが17得点と続いた。

 ウィザーズは最大22点ビハインドから徐々に反撃。残り約5分でトロイ・ブラウンJr.をポイントガードとして起用し、ジェローム・ロビンソン、イサック・ボンガ、八村、トーマス・ブライアントという布陣で臨み、残り1分16秒には7点差まで追い上げたものの、ペイサーズを捕らえることはできずに第二幕で3連敗。

 この日はブライアントがいずれもチームトップとなる20得点11リバウンド3ブロック、ベンチスタートのロビンソンが17得点、シャバズ・ネイピアーが16得点4アシスト、イシュ・スミスが12得点4アシスト、ブラウンJr.が10得点7リバウンド8アシストをマーク。

 そして八村は約34分コートに立って9得点7リバウンド6アシスト。フィールドゴール12投中成功4本、フリースロー2投中成功1本に終わった。「積極的にいったんですけど、途中ファウルをもらえなかったのもありますし、シュートを決められなかったです」と悔やんだ。

 とはいえ、オフェンスのファーストオプションとして八村はペイサーズ相手に奮戦していたと言っていい。ディフェンダーをかいくぐってショットを打ちきり、ローポストやドライブ時、オフェンシブ・リバウンドをもぎ取ってからチームメートたちへ得点機会を演出し、キャリアハイのアシスト数をマーク。

「今、ディフェンスのマークが厳しくなってるので、僕としてもパス回しとかプレーメークの部分を重視してて、アシストの結果が出るというのはうれしいです。チームとしてボール回しがうまいところがあるので、そこはしっかりと続けていきたいなと思います」。

 試合後にそう話した八村の6アシストもあり、この試合でウィザーズはアシスト数(30-20)でペイサーズを圧倒。だが計11本のブロックを浴びるなど、ペイントエリアからの得点で44-62と制圧され、流れを取り戻すことができなかった。

 それでも、スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は「今日、得点こそ多くなかったが、内容は良かったと思うね。しっかりとリバウンド、パスができた。しっかりバウンスバック(挽回)できたよ」と、3日のブルックリン・ネッツ戦で9得点4リバウンド4アシストに終わっていた八村の奮戦を称えていた。

 イースタン・カンファレンス9位のウィザーズ(24勝43敗)は、この日試合がなかったネッツ(31勝35敗)とのゲーム差が7.5に。プレーイン・トーナメントへ進むためには、残り5試合で3.5ゲームを縮めなければならないため、そのハードルがさらに高くなってしまったことは言うまでもない。

 シーズン再開後、ウィザーズはまだ勝利できていないだけに、6日のシクサーズ戦で白星を飾るべく、うまく切り替えてほしいところだ。