再開後3連敗のグリズリーズに大打撃、ジャクソンJr.が左膝の半月板断裂で今季終了へ

グリズリーズはモラントに次ぐ得点源を失うことに[写真]=Getty Images

再開後の3試合で平均25.3得点を記録していたビッグマンが戦線離脱

 8月5日(現地時間4日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは、ジャレン・ジャクソンJr.が左膝半月板を断裂したため、今季残り試合を欠場すると発表した。

 ジャクソンJr.は4日に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で、相手選手のショットをコンテストした際に接触し、不安定な形で着地してしまったため、同箇所を負傷してしまったという。

 キャリア2年目、20歳のビッグマンは、シーディングゲーム(順位決定戦)3試合で平均25.3得点を挙げており、ジャ・モラントに次ぐセカンドオプションとして活躍していただけに、グリズリーズにとって大きな痛手となったことは否めない。

 グリズリーズ(32勝36敗)はシーズン再開後に3戦全敗を喫しているものの、4日終了時点でウェスタン・カンファレンス8位をキープしている。だが今後の5試合はいずれもプレーオフ進出を決めたリーグ上位チームとの対戦が組まれており、厳しい日程となっているからだ。

 そしてポートランド・トレイルブレイザーズ、サンアントニオ・スパーズが2.0ゲーム差、ペリカンズが2.5ゲーム差、サクラメント・キングスが3.0ゲーム差、フェニックス・サンズが3.5ゲーム差まで迫っている。

 はたして、ジャクソンJr.不在の中、グリズリーズがモラントを中心にこの窮地をどのようにして乗り越えていくのか。ウェストのプレーオフ最後のスポットをかけた出場争いは、ますます激化しそうだ。

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