8月11日(現地時間10日)、シーズン再開後4勝1敗と好調なインディアナ・ペイサーズと2勝3敗と波に乗りきれないマイアミ・ヒートが対戦した。
西の首位ロサンゼルス・レイカーズ戦で39得点を奪い勝利に貢献するなど、再開後に大車輪の活躍を続けるペイサーズのTJ・ウォーレンに注目が集まった一戦。第1クォーターは19−23とリードされたペイサーズだったが、第2クォーター終了時には12得点を奪ったウォーレンを軸に48-48と同点に追いつく白熱した展開に。
しかし後半立ち上がり、ペイサーズのシュートはディフェンスに阻まれ、マイルズ・ターナーがジャンプシュートを沈めるまで約3分間にわたりフィールドゴールを決められず、流れがヒートに傾く。そのまま第3クォーターを23−37と大きくリードされたペイサーズは最終クォーターもさらに離され、92−114で再開後2敗目を喫した。
ヒートはエースのジミー・バトラーが29分の出場で19得点11リバウンドのダブルダブルに加え4スティールと攻守に活躍。チームとしてもスティールとブロックで大きく上回り、相手のフィールドゴールを39.3パーセントに抑えた。オフェンスでも7人が二桁得点を取るバランスの良さで、見事に連敗をストップさせた。
一方、ペイサーズはヴィクター・オラディポの14得点がチームハイとなり、好調だったウォーレンもフィールドゴールが35.7パーセントと押さえ込まれ、12得点を挙げるにとどまった。