2020.08.14

マブスを下してシーディングゲーム怒涛の8連勝…チームをけん引したブッカーは「チームの皆が力を尽くした」

マブス戦で27得点を決め、シーズン再開後の8連勝に貢献したブッカー(左)[写真]=Getty Images
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シーディングゲーム8連勝と無傷のサンズ

 8月14日(現地時間13日)、フェニックス・サンズとダラス・マーベリックスのシーディングゲーム(順位決定戦)が行われ、サンズが128-102で勝利。試合はディアンドレ・エイトンのアリウープダンクや、デビン・ブッカーのステップバックジャンパーなどで第2クォーターから勢いに乗ると、前半終了時点で19点のリードに広げる。後半も衰えなかったサンズがマブスを圧倒し、シーディングゲーム怒涛の8連勝を記録した。

 試合終了後、サンズの指揮官であるモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)は、「チームの努力と成長をとても嬉しく思う」と、コメント。「自分たちの“DNA”を見せつけることができた。この姿がまさしく我々であり、トレーニングキャンプ初日から、ずっと我々はこうしてプレーし続けてきたんだ」と、チームのメンタリティについて語った。

 この日27得点をあげたチームのエースであるブッカーも、「僕らはさらに上を目指すためにも、1つの目標を掲げていたんだ。そしてそれを成し遂げた」と、この連勝記録について言及。「僕らはこの勝利のために、シーズン再開後から正しいマインドを持って取り組んできたんだ。チーム練習、トレーニングキャンプからずっとだよ。チームの皆が力を尽くしたんだ」と、つづる。このシーディングゲーム8連勝中のブッカーは、1試合平均30.5得点4.9リバウンド6.0アシストを叩き出しており、間違いなくサンズを力強く率いていた。

 しかし同日に行われた試合にて、ポートランド・トレイルブレイザーズとメンフィス・グリズリーズがそれぞれゲームに勝利。こうしてプレーオフ進出をかけたプレーイン・トーナメントはブレイザーズ(8位)とグリズリーズ(9位)の対戦カードとなり、サンズのシーズンはこうして終了となった。だが今季は大きな成長と成果をみせたことで、来季はさらなる飛躍が期待できるだろう。

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