2020.08.16

シーディングゲームズ8試合におけるアワードが発表! リラードが満場一致でMVPに

MVPとファーストチームにそれぞれ満票で選ばれたリラード[写真]=Getty Images
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ファーストチームはリラード、ブッカー、ドンチッチが満票で選出

 8月16日(現地時間15日、日付は以下同)。NBAはフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある“バブル”(リーグによって隔離されたエリア)で7月31日から8月15日にかけて開催されたシーディングゲームズ(順位決定戦)におけるアワードを発表した。

 イースタン・カンファレンスの9チーム、ウェスタン・カンファレンスの13チームの計22チームが参戦した今季の第二幕で最も輝いたMVPには、期間中にトップの平均37.6得点に9.6アシストをたたき出したデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)が満票で選出。

 8位のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追いかける展開で迎えたシーディングゲームで、ブレイザーズは6勝2敗の好成績を残し、リラードは最後の3試合で驚異の平均51.3得点9.0アシストをマークし、3連勝へと導く殊勲者となった。

 現地で取材する記者と放送局の投票によって決まったシーディングゲームズ開催期間におけるアワードは以下のとおり。
※チーム名は略称

<シーディングゲームズのアワード一覧>

■MVP(1位票=5、2位票=3、3位票=1ポイント)
デイミアン・リラード(ブレイザーズ/1位票×22、計110ポイント)

 リラードが文句なしで1位票を満票で獲得。2位にはサンズを8戦無敗へと導いたデビン・ブッカー(計58ポイント)、3位にはペイサーズでブレイクしたTJ・ウォーレン(計14ポイント)が名を連ねた。

■オールシーディングゲームズ ファーストチーム
デイミアン・リラード(ブレイザーズ)
デビン・ブッカー(サンズ)
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
TJ・ウォーレン(ペイサーズ)

サンズを8連勝へと導いたブッカーもシーディングゲームズを盛り上げた立て役者の1人[写真]=Getty Images

■オールシーディングゲームズ セカンドチーム
ヤニス・アデトクンボ(バックス)
カワイ・レナード(クリッパーズ)
クリスタプス・ポルジンギス(マーベリックス)
キャリス・ラバート(ネッツ)
マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ)

ドンチッチは第二幕でも平均トリプルダブル級の成績でマブスをけん引[写真]=Getty Images

 ファーストチーム票は3ポイント、セカンドチーム票は1ポイントで投票されたオールシーディングゲームズのファーストチーム、セカンドチームの投票結果はリラード、ブッカー、ドンチッチ(各66ポイント)の3選手が満場一致でファーストチーム入り。続いてハーデンとウォーレン(各58ポイント)が続き、バックコート中心のベスト5に。

 セカンドチームにはアデトクンボ(計36ポイント)を筆頭に、レナード、ポルジンギス、ラバート、ポーターJr.が選出。マブスは唯一オールシーディングゲームズチームに2選手を送り込んでいる。

■最優秀コーチ(1位票=5、2位票=3、3位票=1ポイント)
モンティ・ウィリアムズ(サンズ/1位票×20、2位票×1票、計103ポイント)

 最優秀コーチはサンズを無傷の8連勝へと導いたウィリアムズ。2位にはブレイザーズのテリー・ストッツ(計41ポイント)、3位にはネッツのジャック・ボーン(計18ポイント)が入った。

ウィリアムズHCは満票に近い得票数だった[写真]=Getty Images

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