8月16日、NBAのウェスタン・カンファレンス8位のポートランド・トレイルブレイザーズと同9位のメンフィス・グリズリーズが、プレーオフ進出をかけてプレーイン・トーナメントの初戦を行った。
勝利すればプレーオフ進出が決まる優位な立場のブレイザーズは、試合序盤から着実にを得点を重ねていき、第1クォーターを31-19と12点リードで終える。続く第2クォーターはヨナス・バランチュナスを中心に攻めるグリズリーズに逆転を許すも、残り6分42秒のユスフ・ヌルキッチの得点で再逆転に成功。その後もじりじりと点差を広げ、58-52とブレイザーズが6点先行して前半が終了した。
第3クォーターに入ると、ブレイザーズは後がないグリズリーズの猛反撃に遭う。ブランドン・クラークが4本の3ポイントを含む14得点と躍動し、ジャ・モラントも10得点8アシストや攻撃をけん引。ブレイザーズは再び勝ち越しを許し、89-94とグリズリーズが5点リードして最終クォーターへ。
それでも、第4クォーターではブレイザーズの勝負強さが光ることとなった。試合時間残り3分8秒にCJ・マッカラムの3ポイントでで同点に追いつくと、残り2分39秒にはヌルキッチの得点で逆転。その後もマッカラムの3ポイントなどでリードを広げ、残り21秒にはカーメロ・アンソニーがコーナーからの3ポイントを決めて点差を6点まで広げる。グリズリーズもブルックスやモラントの3ポイントで追いすがるも、フリースローを着実に決めてスコアを伸ばしたブレイザーズに一歩及ばず。126-122で勝利したブレイザーズが7シーズン連続となるプレーオフ進出を決めた。
ブレイザーズはデイミアン・リラードの31得点を筆頭に、マッカラムが29得点、ヌルキッチが22得点21リバウンドと躍動。プレーオフ1回戦ではウェスタン・カンファレンス1位のロサンゼルス・レイカーズと対戦する。