9月3日、アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)初のシグネチャーシューズとなる「UA EMBIID ONE(UAエンビード1)」を9月19日よりアンダーアーマー直営店及び公式サイトにて発売すると発表した。
アンダーアーマーとジョエル・エンビードは2018年10月に5年契約を締結。その際、エンビードが自身の生い立ちを語ったインタビューが、今回のシグネチャーシューズ発売に合わせて公開された。
カメルーン出身でバレーボール選手の両親を持つエンビード。両親に倣ってバレーボールをプレーしていた彼は、16歳の時にあるコーチからNBAのキャンプに誘われたという。当時、公園で遊ぶ程度しかバスケットボールに触れていなかったエンビードは、「キャンプに参加して恥をかくのが怖い」とキャンプにはいかず、当日は弟ともに家で一日中ゲームをしていた。
しかし、厳格な軍人でもある父親にキャンプに行かなかったことがバレ、翌日からは参加することに。本人は「悲惨な結果が目に見えているのに、なぜみんなはこんなに自分を気にかけるのだろう」と考えていたようだが、いざキャンプに参加すると初日からダンクを決めるなどして注目を浴び、南アフリカで開催されるバスケットボールの大会に招待されることとなる。さらに、その大会でスカウトの目に留まり、アメリカの高校に進学してプレーすることが決まったという。
「一瞬の出来事でした」と当時のことを振り返るエンビード。「両親やコーチたちが僕を信じていなければ、きっと未だに家で弟とゲームをしていたでしょう。一人では決してこの夢を叶えることはできませんでした」と周囲の人々の存在が彼を導いたことを明かした。
その後、エンビードはいかにしてNBAの舞台にたどり着いたのか。母国を離れた後の彼のストーリーは、シグネチャーシューズ発売を9日後に控えた9月10日に公開されるようだ。
■商品情報
・商品名: UAエンビード1
・サイズ: 25.0cm~30.0/31.0cm
・価格: ¥12,500 (税抜)
・カラー: Black / Steel / Black (001)
・発売日: 2020年9月19日(土)
・販売店舗: アンダーアーマーブランドハウス新宿/ 心斎橋 / アンダーアーマー公式サイト
※10月3日に一部スポーツ量販店と専門店にて発売