2020.09.27

イグダーラがカリーとタイラー・ヒーローについて言及「比較するわけじゃないけど…」

ヒートでいぶし銀の働きを見せているイグダーラ[写真]=Getty Images
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「彼らのボールハンドリングやショットまでの動きを見ていると、タイラーにはいくつか(カリーと)似ているものがある」

 昨年のドラフト1巡目13位でマイアミ・ヒートから指名されたタイラー・ヒーローは、開幕からローテーション入りし、レギュラーシーズンでは55試合(うち先発は8試合)に出場して平均27.4分13.5得点4.1リバウンド2.2アシストに加えて3ポイント成功率38.9パーセント(平均2.1本成功)と、ルーキーとしては合格点を与えられる成績を残した。

 するとプレーオフに入ってから存在感を増し、ここまで14試合に出場して全試合で2ケタ得点をマーク。平均33.1分16.3得点5.5リバウンド3.7アシストに3ポイント成功率37.9パーセント(平均2.6本成功)と、堂々たるプレーで好調ヒートをベンチから支えている。

 そんな中、今季途中にトレードでヒートへ加入した大ベテラン、アンドレ・イグダーラは昨季までゴールデンステイト・ウォリアーズで6シーズンを共に過ごしたステフィン・カリーとヒーローの共通点について指摘。

 9月25日(現地時間24日、日付は以下同)に『Sports Illustrated』へ掲載された記事の中で、イグダーラは「俺はあの2人を比較するわけじゃない」と前置きしたうえで、「でも彼らのボールハンドリングやショットまでの動きを見ていると、タイラーにはいくつか(カリーと)似ているものがある」と発言。

 ヒーローはケンタッキー大学の先輩、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)を参考にしてきたと明かしているものの、イグダーラはカリーを間近で見てきたことで「オフボールからショットまで持ち込む時、キャッチ&シュートの時にいくつか似ている部分がある」と話していた。

自慢のボールハンドリングと巧みなフェイクやステップでショットクリエイトするカリー[写真]=Getty Images

 シーズン中断期間に、ヒーローは地元メディア『South Florida Sun Sentinel』へこんなことを話していた。

「同じ選手をずっと研究しているんだ。クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)、レイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)、CJ・マッカラム(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、スティーブ・ナッシュ(元サンズほか)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)といった選手たちを見てきた。そこで僕はそれぞれの選手から異なったものを吸収している」。

 トンプソンとアレンはNBA史上有数のキャッチ&シュートの使い手で、高位安定したシュート力の持ち主なのだが、イグダーラはショットに持ち込むまでの動き、オフボールからボールを受け取るまでの動きなど、ゲームの中で見せるムーブで、いくつかカリーと似ている部分を感じたのだろう。

 2000年生まれの選手として、史上初となるカンファレンス・ファイナルを経験しているヒーロー。28日に行なわれるシリーズ第6戦でヒートがボストン・セルティックスを下すことができれば、ヒーローはルーキーながらNBAファイナルという最高の舞台に足を踏み入れることとなる。

 今後もプレーオフという大舞台で輝きを放つ強心臓ルーキーのプレーに注目していきたいところだ。

試合を重ねるごとに自信を増すヒーロー[写真]=Getty Images