2020.10.19

ロケッツの指揮官候補がジェフ・バン・ガンディ、サイラス、ルーカスの3人に絞られる

候補に残ったバン・ガンディ[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 10月19日(現地時間18日)。『Fox 26』のスポーツ・ディレクターを務めるマーク・バーマンがツイッターを更新。NBAの情報筋から得たものとして、ヒューストン・ロケッツの新たな指揮官候補が3人に絞られたと報じた。

 今季まで4シーズン指揮を執ったマイク・ダントーニ前HC(ヘッドコーチ)の後任候補に挙がっているのは、ニューヨーク・ニックスとロケッツでHC経験を持つジェフ・バン・ガンディ、現在ダラス・マーベリックスでアシスタントコーチ(AC)を務めるスティーブン・サイラス、1990年代中盤にサンアントニオ・スパーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、2000年代序盤にはクリーブランド・キャバリアーズでHC経験を持ち、直近では2017-18シーズンまでの2シーズンをヒューストン・ロケッツで選手育成コーチを務めたジョン・ルーカス。

 今後は誰を指揮官にすべきか熟考する方向になっており、24日にはサイラスと2度目の面談をするという。

 なお、このHC選考には先日ゼネラルマネージャー(GM)を辞任したダリル・モーリーも関わっており、19日の『The Houston Chronicle』で広告を出し、12年10月末にオクラホマシティ・サンダーとのトレードで獲得し、ロケッツでスーパースターとなったジェームズ・ハーデンの名前を出し、「ジェームズ・ハーデンが私の人生を変えてくれた」と感謝を述べていた。

 ハーデンの相棒を務めるラッセル・ウェストブルックにトレードのウワサが出回るなど、来季に向けてロースターにメスを入れる可能性もあるロケッツ。新たに就任する指揮官にとっては難題が多いかもしれないが、リーグ有数の戦力を誇るだけに、ロケッツがどのように変化していくのか、注目していきたいところだ。

BASKETBALLKING VIDEO