2020.10.24

ウォリアーズでフロント入りしたザザ・パチューリアが指揮官とのエピソードを語る

カリー(右)、グリーン(中央)らと共に優勝を経験したパチューリア(左)[写真]=Getty Images
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キャリア終盤にウォリアーズでプレーし、2度の優勝を経験したビッグマン

 昨年8月末。ザザ・パチューリア(元アトランタ・ホークスほか)はNBAキャリア16シーズンに幕を下ろし、ゴールデンステイト・ウォリアーズのバスケットボール運営部門のフロントでコンサルタントとなった。

 ジョージア出身の211センチ122キロと屈強な肉体を持つビッグマンは、キャリア終盤にウォリアーズで2シーズンプレー。ステフィン・カリークレイ・トンプソンドレイモンド・グリーン、さらにはケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)という“オールスター・カルテット”らと共に2017、18年に2連覇を達成。

 なかでもパチューリアはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の存在が大きく、ウォリアーズでフロント入りするカギになったという。10月24日に『NBC Sports』へ掲載された記事の中で、パチューリアはウォリアーズ在籍時のエピソードを話していた。

「ある日、練習を終えるとスティーブが僕を呼んだんだ。で、『ザザ、調子はどうだ?』と言ってきた。僕は『コーチ、どういう意味ですか? 僕は大丈夫です。身体も健康です』って感じで返したんだけど、彼は『そうじゃない。コートではどう感じてるんだ?』と言ってきたんだ」。

 その当時、パチューリアは主に先発センターを務めていた。2シーズンで平均16.1分と決して長いプレータイムではなかったものの、献身的な働きでチームを支えるビッグマンであり、スクリーンやリバウンド、ディフェンスなど裏方的な仕事を懸命にこなしていた。

 パチューリアとしては、カーHCのそういった気遣いが大きなインパクトを与えたという。

「それこそゲームチェンジャーだったんだ。コーチとチームメートたちがどれだけ自分のことを考えてくれているか。チームの中で彼らが自分のことを見るのが大好きであり、どれだけチームを助けているかを感謝していると感じたんだ。僕は全てにおいて本当に集中していたし、学ぶことができたと思ってる」。

 今季のウォリアーズはトンプソンが全休しただけでなく、カリー、グリーンもケガに苦しみ、リーグワーストの15勝50敗に沈んだものの、3選手は来季に向けて万全なコンディションで臨むべくトレーニングをしており、カーHCも健在。

 来月のドラフトでは1巡目全体2位指名権を保持しており、魅力的なチームとしてフリーエージェント(FA)のうち、複数の選手たちが移籍先の候補に入れるかもしれないだけに、来季に向けてウォリアーズから目を離してはならない。